時事通信 1/27(土) 20:34配信
松鳳山(右)と激しい攻防を見せる栃ノ心=27日、東京・両国国技館
館内が大きく沸く中、栃ノ心は冷静だった。「自分の相撲のことだけを考えよう」。勝てば初優勝が決まる一番でも無心になれた。
〔写真特集〕栃ノ心~平幕優勝~
取り口も落ち着いていた。松鳳山のテンポ良い突きに応戦。「親方に突っ張ってからつかまえろと言われた」。師匠の教えも念頭に置いていた。いなされても対応し、体勢を立て直してすかさず左差し。右からはおっつけて寄った。
今場所は「良い形でも悪い形でも足が前に出ている」と自己評価する。腕力に頼るだけではなく、圧力をかけてから得意の右四つに持ち込む取り口が目立った。
来日当初は言葉を覚えながら、厳しい稽古に耐えた。初土俵から4年余りで新小結に昇進したものの、右膝に大けがをして幕下まで転落した。「すごくつらかったけど、けがをして気持ちも強くなった」。辛抱して大輪の花を咲かせた今だから、そう振り返れる。
土俵上で割れんばかりの歓声を受けても、うれしさは表に出さなかった。「相手のこともあると、部屋でずっと教えてもらった」。それでも、テレビインタビューに応えるうちに感情を抑え切れなくなった。「みんなが応援してくれたから。まだ信じられない」。恩返しできた喜びが詰まった一筋の涙が頬を伝った。(時事通信 1/27(土) 20:34配信より抜粋)との内容っす。
平幕の優勝もたまにはいいっすが横綱と大関は屈辱を味わうっす。屈辱を糧に来場所絶対優勝してやると奮起してどれだけ優勝戦線に食い込むかが重要っす。しかしなんたってケガ人が多すぎっすからなかなかうまくいかないっす。中途半端で出場しても結局休場となり格付けや番付がるという悪循環になるっす。ここで引退していく力士も結構いると思うっすが栃ノ心は悔過で幕下まで陥落したにも関わらず必死に這い上がって70場所目にして優勝したっす。凄い根性だと思うっす。ネヴァーギブアップっす。来場所も横綱を差し置いて優勝するぞと思ってるっす。(^^ゞ
その他気になるニュースはここっす。鶴竜4連敗、引く悪癖も止まらず「悔しい気持ち」(日刊スポーツ)2018/1/27 20:22
良く「押しても駄目なら引いてみな。」って言うっすが、引き相撲はリスクを伴うっす。よほどタイミング良く相手が引っかかってくれれば引き落とすことができるっすがそう簡単には引っかからないっす。むしろ相手にチャンスを与えることになるっす。上位陣は格下に稽古つける時に良く引き技で相手を土俵に転がすっすがその癖が付いてるとつい使ってしまうんだと思うっす。幕内力士はみんな反射神経は凄いっすから引いてきたら反射的に押すっす。しかし、たまたま足が付いて来ないとドテっとお腹から土俵にスライディングして無様な姿を見せることになるっす。(^^ゞ
日別の取組結果はここっす。http://www.sumo.or.jp/ResultData/torikumi/1/14/
星取表はここっす。http://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/