しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

映画人

2014-12-02 | TV, 映画, DVD
あえて、そう言おう。文化人では安っぽく、失礼だ。
文字通り/役通り、素もやっぱりチンピラみたいなのは役者ばかりでなく芸能人、出版関係にも多い*1。

硫黄島のGODZILLAの謙さんくらいになると、お忍びは利かない*2。
健さんや文太さんのことは、亡くなってから知った次第。もすこし地味だった。
(生前インタビューなどの逆引きで、ログを思い立った人も多いだろう)。

目新しい事など何一つ言っていないんだけれど、
“言葉尻”取りのタレント議員・世襲政治屋*4よりも
地に足がついた見識というか、足元しっかり見据えている。
「この道しかない」と馬脚を現すのは、言葉を耳障りで選んでいる方だ。

苦労人、人格者という言葉はこそばゆいが、いろんな人と役、国を見て、いっぱい考えたんだろう
(“グローバルな視点”というとチンケな経済用語みたいで好きではない)。
みそぎや言い抜け、地方で掛け替えできる看板ではない。自分では中々降ろされないのがスターダムという看板。
だからこそ、とても意志のある言葉と人に思う。
映画は世の流行りものだが、健さんや文太さんの言葉や生き方は、時に流されないつっかえ棒みたいなものだ。
言葉が追いつかないのが、悲しい。

あらためて、ご冥福を祈ります。


*1.作品に興味があっても、役から離れた個人の日常はどうでもいい(パパラッチじゃないし)。
ゴシップが売りのJ. ビーバーとか、そんなの書いてもしょうがない。
*2.謙さんの被災地支援はわりと有名。地道な文太さん。今さらながら悔やまれる。
お国柄というか、欧米だと、スターも政治色あったり、慈善運動・社会運動のリーダーだったりする。
日本人は前面にその色を出すのは好まない。
八方美人的とも言えるし、作品を「政治・思想の色メガネで見られるのは嫌」というのもある。
酷塊議員(と支援者)は逆手に取っている(トラ姐) 他県から後ろ指さされるようじゃ、選んだ方がみっともない(・o・)。
*3.「才能がないのにタレントとはこれいかに」はおいといて、芸No人のこと。世襲議員に同じ(くまペディア)


追記 (12/3)
「口だけなら何とでも言える」とか「実績は?」の声について。
言ってることも二転三転、普通に言えない、もったいつけて言うヤツが実行力持ったら、却って危ないだろう。
はじまりは声、言葉、それを変えない生き様。不器用に見えようが
(政治絡みで無粋になってしまった。申し訳ない)。

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