さあて、9月とは言えまだまだ夏の日差しが照りつけていたこの日、
やっと日が傾き始めたかなーって頃合に、お目当て第2弾が登場してくれました。
Mr. Children
何を隠そう(最近この表現多いな

)、つゆは結構な
チルっ子 です

ミスチル大ブレークの頃ちょうど中学生だった私は、当たり前のように彼らと出逢い、虜になって。
中3で行った甲子園での初ライブ(確か「空」ツアー)、ほんと楽しかったなーと鮮明に覚えています
で、それ以降のミスチルツアーは、ほぼ欠かさずに参加して。
新譜が出たら迷わずに購入する、つゆにとっては大変扱いのランクが高いアーティストです

←何て言い方。
まずはあの声。それはもう切ないんですよ、基本的に。
幸せソングも、失恋ソングも、反社会ソングも、日常ソングも。
どれも、
あの声で歌われるとどうしても、キューってなる 
そこが堪りません、私。
あと、
桜井さんの顔が激ツボだ 言うことも否定しません。
ダメ、あのクシャッと笑うときの目尻は、私にとっては
レッドカード即退場級です。←何じゃそれ。
そんなミスチルを生で見るのは、去年の11月のライブ以来、約10ヶ月ぶり!!
スクリーンに
Mr. Children のクレジットが出た瞬間、
それまでとは明らかに違う歓声が沸き起こり、彼らは登場しました
まずは
『未来』
この曲ってどうしてもポカリのCMのイメージが強いと思うんですが、
そんな爽やかな甘酸っぱいだけの曲じゃないんだよなー。
もっと苦しくて、切ない曲。
-出逢った日の僕らの前にはただ 美しい予感があって
それを信じたまま 甘い恋をしていられた
そして今音も立てず忍び寄る この別れの予感を
信じたくなくて 光を探してる-
でもただ立ち止まって後ろを振り返ってるだけの曲じゃなく、最後にはこう歌われていて。
-いつかこの僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を
変えてみせると この胸に刻み付けるよ
自分を信じたなら ほら未来が動き出す-
ステージを左右に飛び回りながらこの曲を歌う桜井さんを追いながら、
改めて、いい曲だなー

ミスチルやっぱり最高だなー

と、噛み締めておりました。
「良かったら一緒に歌ってください。」
こんな桜井さんの一言で、次が
『innocent world』 だとわかった私は、やっぱりミスチルファンでしょうか

ちなみに私は当時、『innocent world』よりも断然『cross road』派だったんですが。←今関係ない。
ただ、この曲のイントロが鳴った瞬間の会場のどよめきったら凄かったです

笑顔でマイクをこちらに向ける桜井さんに従い、会場全体での大合唱となりました
と、ここで桜井さんが、とても素敵なことを言いました。
「みなさん、凄いです。みーんなオレンジ色ですよ。」って。
桜井さんに促されて振り返ると、そこにはこんな景色がありました。

涙が出るほどキレイだったな。
「この時間に順番を頂いたことを、感謝したいと思います。」
そう言って歌われたのは
『ほころび』 でした。
-君の匂いが好きだった 甘い匂いがした
夢から覚めると一人ぼっち 君はもういない-
ああ、やっぱり切ない。しかもこのオレンジの中で聴くと、ほんと切ない。
じーんと聴き入ってしまいました。
続いて流れたイントロにも、また心がウルッとなりました。
『Sign』 これはドラマにもはまったなー。
そして次は、
『ストレンジカメレオン』
この曲は、ミスチルのオリジナルではありません。
the pillows というバンドのカヴァーです。
pillowsのトリビュートアルバムにミスチルがこの曲で参加したんですが、
桜井さんこの曲大好きみたいで、この夏色んな所で歌っているようです
ちなみにもうすぐ、ミスチルとこのpillowsによる対バンライブツアーなるものが実施されます。
それも、Zeppなどのライブハウスばっかりで。
もちろん行きたい。でも・・・チケット取れる訳なーい!(号泣)
ミスチルファンの私も辛いですが、友達にpillowsファンの子がいて、
「ミスチルとなんて、絶対チケット取れない・・・辛すぎる。」と言ってました。
確かにそうだよね
さてイベントに話を戻して、次はこんな曲でした。
『終わりなき旅』
入りは、バンドの演奏なしの桜井さんソロで。ゾクッとしちゃった
-高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな-
-胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように・・・
嫌なことばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅-
仕事を辞めることを考えていたとき。
そして、次の自分を模索して悩んでいる今。
もともと大好きな曲ですが、特に響く1曲です。
今、生で聴けてほんとに良かった。ありがとう、Mr.Children
『Worlds end』
スカーッとするねー!この曲は!!
桜井さんも、あんなに広いステージを、ほんと隅の隅まで走り回ってました!!
そして最後、もう陽もどっぷり暮れて夜になった会場に、
『箒星』 が響きました。
最新シングルで、カップリングの『ほころび』とこれは初の生!
これもCM先行で、それにしてもタイアップ率すごいなーと改めて感心。
この曲にも、大好きなフレーズがあります。
-最近ストレッチを怠ってるからかな?
上手く開けないんだ、心が。ぎこちなくて-
とっても軽快なメロディーに乗せて、サラッと歌う一節なんですが、
すごく上手く言い当てられてるなー、って思うんですよね。
でもこの曲も、そんな状態を愚痴ってるだけのものではもちろんなくて。
-でもね僕らは未来の担い手 人の形した光・・・
心配事ばっか見つけないで 慌てないで探していこう
いつか必ず叶うって決め込んで路頭に迷った光-
「やっと飲める~!」って最後に叫んで、ミスチルは笑顔でステージを去りました。
(なんで同じような人ばっかなんだ、私が好きな人は:笑)
久しぶりに生ミスチルを堪能して(ライブ行ったら毎回思ってる気もするけど)、
私、やっぱり好きです。Mr.Children が 
好きになる要素は多分にある訳ですけど、おそらくは、
「キレイごとじゃない」って所にぐっと惹かれてるんだと思うんですよね。
「等身大」と言いますか、「ありふれた日常」と言いますか。
だからこんなにも心に届いてくるんだろうなーと思ったりしました。
ほほーう。随分熱入れて語ってしまったのう、ミスチル部分。←誰。
後まだ2アーティスト残っておりますので、急いで行ってみようと思います

←急ぐ必要はないのでは。
奥田民生
ミスチルが結構お祭り感溢れる
「動」のステージだったのに対して、
続いた民生さんは、ものごっつ
「静」なステージでした

ふら~っと登場した民生さん、基本的にはギター1本と声だけの、
完全なるお一人様ライブでした
いやね、2万人の観客を前にして、あのひろーいステージに一人ですよ?
ご本人はいたってゆる~いテンションでポツポツ話すMCの中で、
「ミスチルとスピッツの機材チェンジが大変だから、その間に入れられた」なんて言ってましたが、
あの存在感は、さすがの一言でございました。
民生さんって、ちゃんとCD聴いたことはなかったんですが、
ほとんどが知ってる曲で、すごく嬉しかったです

特に、
『愛のために』 は嬉しかったなー。
それから、まさかユニコーンの曲が聴けるとは思わなかったので大満足
『雪が降る町』 超季節外れだけど、昔の曲を久しぶりに聴くと、何とも言えない感慨深さがあるなーと。
ありがとう、民生さん。
あと、初めて聴いた曲で、すごく良いなーと思ったのが
『CUSTOM』 という曲です。
民生さん大好きなまるさんに、曲名を教えてもらいました

これからじっくり聴き込んでみたいと思います。
最後は、
『さすらい』 ~ 『イージュー★ライダー』 
王道バンザーイ

ですよ、ほんと。またまたありがとう、民生さん。
ちなみにこの『イージュー★ライダー』のイントロが流れた瞬間、
民生さん大好きなまるさんが、

←まさにこんな感じで私の方を見て喜びを表現してくれたんです。
いやー、これが最高に素敵な乙女っぷりで、私まですんごい嬉しい気持ちになりました
民生さん、終始すご~くゆる~いステージ運びだったんですけど、
歌はものすんごい熱いのね。
きっと中身は熱い人だな。まさにロックだっ!と、思いました、私。
さて。残すところは後1アーティストとなりました。
例の如く越前屋俵太さんが現れ、「ロックロックこんにちは!」の歴史を語り始めます。
ロックロックは今年10周年で2万人も集まるイベントになった訳ですが、
始まりは観客たった700人という小さなイベントだったそうです。
イベントの趣旨は、
「関わる人全員が純粋に楽しめること」
ただ有名なバンドを集めただけのつまらないイベントではなく、
純粋に楽しめるイベントをやりたい!という、とあるバンドの想いが形になったものでした。
その、とあるバンドというのが、
SPITZ
「ロックロックこんにちは!」って、スピッツが始めたイベントだったんですね。
スミマセン、そんなことさえも全く知らず、イベントに参加していました
10年前に700人規模で始まったイベントに、10年後のこの日集まったのは2万人。
こんなエピソードを、それまでおちゃらけ一辺倒だった越前屋俵太さんが、
すごく重みのある語らいで紹介したんですよね。
感動すると共に、大トリで登場するスピッツのステージに、思いっきりワクワクしました
それまでのアーティストは袖からフラーッと登場してたんですが、スピッツは違いました。
暗いステージから、待ちに待った声が響いたんです。
『俺のすべて』
この曲大好きなんだーーーー
実はミスチルほど聴き込んでいないにせよ、スピッツも相当好きです、私。
ただライブには行ったことがなかったんですよね。
だから、どの曲も生で聴けてめちゃくちゃ幸せだったんですけど、
1曲目に大っ好きな曲がきて、それはもう嬉しかったわけです
『青い車』『インディゴ地平線』 あたりも、懐かしくて嬉しすぎたなぁ
あと、最近だとやっぱり
『正夢』 『魔法のコトバ』 の2曲。
この2曲、つゆ的にものすごく好きな、共通した歌詞があるんです。
-どうか正夢 君と逢えたら 何から話そう 笑ってほしい-(正夢)
-倒れるように寝て 泣きながら目覚めて・・・
君は何してる? 笑顔が見たいぞ-(魔法のコトバ)
大好きな人が笑顔なら、それだけで自分も笑えるんですよね。
だから、できることなら笑顔が見たいんだ、見せてほしいんだ、と。
これって、結構スピッツ全部に感じる恋愛観というか愛情表現なんですよね。
私は、スピッツのここが一番好きです
MCでマサムネさんは、「4,5年目に一度このイベントを辞めようと思った。」と言いました。
でも、辞めずにやってきて良かった、と。
「さっき自分で歌いながら感動しちゃいました。」
と、ちょっと照れながら話すマサムネさんは、何かとっても魅力的でした。
途中では、
PUFFY をゲストに迎えて2曲やったり。
「愛のしるし」は懐かしかったなー。
最後、アンコールで
『空も飛べるはず』 を聴けたのには
大感動 
もうねー、とにかくありがとう!って感じ。
ほんとに嬉しかったんだ、最後の最後にこれ聴けて(感涙)
全部のアクトが終了し、最後にはこんなプレゼントがありました。

しばし言葉を忘れる。
気付けば8時間以上にも及んだこのイベント、今回は何せ会場が近所だったので、
多少助かりはしましたが、でも思いっきり体が疲れたのは確かです。
あと、すんごい日焼けしてしまったのも大誤算でした。←それは自分が悪い。
でも。
心は充電満タンです!最高だったー!!
また来年も、絶対ドクロの下に結集したいと思いました