Full of Love

まずは、私のために。
とりとめのない、でもかけがえのない毎日の記録を。

San Francisco and more...

2012-11-11 12:26:08 | 新生活
いつから更新してないのか・・・えっ!7月!!
ハネムーンの記録も途中やし、その後の色々も写真ばっか溜まっていってるけど、
前から順番に、なんてやってたら、きっといつまでたっても今に追いつけない気がするので、
一番新しい所から少しずつ、また更新していけたらと思ってます。

それにしても、もう11月も半ばか~。
旦那が渡米してちょうど1年です。
旦那の任期は2年なので、これからあとちょうど1年のアメリカ生活。
はやいなー、やっぱり。
日本が恋しいと思うことはたくさんあるけど、でもこちらでの生活も刺激的で代えがたいもの。
あともう2~3年は滞在したいな~というのが本音かな。


さてと。
10月半ばから、私の両親が来てくれていました。
二人で海外旅行なんてしたことのない両親ゆえ、無事に来られるか心配で心配で・・・。
ひとまず乗継は避けたい、ということで、関空から唯一直行便がある町サンフランシスコを落ち合う場所とし、
私達も最寄空港から早朝便で、サンフランシスコへ飛びました。

実はその前日夕方から、なぜか急に悪寒がし始め、節々が痛くなり、
見る見るうちに熱が上がって38.5℃・・・バタン、と倒れるように寝てしまった私。
翌朝もまだ38℃近い熱があったものの、飛行機で寝てれば治る!と信じて出発しました。

両親の到着に合わせてはいたものの、遅れることの多いアメリカ国内線だしちゃんと間に合うかな、とか、
そもそも二人だけでイミグレ&税関を通れるのかな、とか、
荷物が出てこないとか何かトラブルがあっても対処できるのかな、とかとかとか。
とにかく心配がたっくさんで生きた心地がしなかったけれど、
まず両親の便が予定より早く着き、混雑が予想されたイミグレもスーイスイだったとかで難なく入国、
私達の便も予定より少し早く着いて、無事に到着ロビーで再会を果たしました!!
お母さん見つけたときは、ちょっとウルッときちゃったもんなー。いやぁ良かった、良かった。


そして早速、サンフランシスコの町へ。
レンタカーを借りていたので、ラックラクでした。
見えてきた町並み。

空港から30分くらいで市街地なので、便利な町でした。

まず行ったのは"The Ferry Building"
サンフランシスコは港町で、海辺に埠頭がずーっと並んでいて、そのいくつかは商業施設になっていたりします。
ここもその1つ。ピア1(埠頭1)で、古い埠頭の建物を利用したショッピングモールになっていました。

中には、レストランとか雑貨屋さんとか、面白い所だとキノコ専門店とか(笑)
そんなに広すぎないので、プラプラ見て回るにはちょうどいい場所でした。


その建物から出て町の方を見た景色。
町って、港から見たときが一番美しく作られているって言いますよね。
今はみんな飛行機で移動しちゃうけど、昔はその町の玄関って言ったら港だったはずで、
だからそこから見た景色が本当の町の入口の景色だ、っていう。
それが実感できた景色でした。

さてその後、車を少し走らせて・・・。
 
サンフランシスコは坂の町。
少し走るだけでもかなりのアップダウンがありました。
そして坂の上から見た景色は本当に素敵。

あと、「世界一曲がりくねった道」として有名な"Lombard Street"にも行ってみました。

確かにすごい曲がりっぷり!
ここがただの公道で、途中の建物は一般の住宅ってのがまたすごいと思う。
せっかくレンタカーだったのでこの道を走ってもみたけれど、まあ見る方がすごいよね(笑)

夜はホテル近くのイタリアンで軽く乾杯し、初日だし早めに就寝しました。


翌日、時差ボケとかで全然寝られなかったかなーと心配した両親は、二人揃ってよく眠れたとかで超元気!
いやー、ほんと健康が何よりです。
せっかくの旅行も、体調不良だと全然楽しめないもんねぇ。
私はというと、まだ37℃ちょっとの微熱が続いてはいたものの、悪化することなく何とか元気?でした。

この日は、少し車を走らせて"Napa Valley"方面へ。
サンフランシスコから車で1時間半くらいでした。
近付いてくると、あたり一面はずーーーーーっとブドウ畑!

天気も最高で、本当に気持ちいい遠足になりました♪

ナパバレーの中心にある1本の道沿いに、ブドウ畑に混ざってワイナリーが点々としています。
ワイン通ならどこのワイナリーがどうこう、みたいなこだわりがあるんでしょうが、
うちらはワイン好きではあっても全然ワイン通ではないため、ガイドブックに載っていた1軒に行ってみました。


何年もの、みたいなワイン樽がいーっぱいのワインセラー。
ヒヤッとした室温に、ちょっと酸っぱいにおいがプ~ンとしていて、何か雰囲気アリアリな感じでした。

そしてお待ちかねの試飲タイム!
 
カウンターで人数分のお金を払うと、一人6杯試飲できるシステムでした。
一人6杯で、更にそれぞれ別の種類を頼めば、二人なら12種類は試せるという何とも贅沢なもの。
試飲といっても、でかいワイングラスに結構たっぷり注いでくれるので、全部は到底飲みきれません。
色々説明を聞きつつ、これ好き~とか、飲みやすいね~とか、そんなこと言いながら好きなワインを探し、
我が家も両親も、それぞれ3本ずつ購入しました。

ナパバレーのワインは、日本では有名になりすぎて、ちょっとお高めだったり、そもそもあまり売ってなかったりするみたいですが、
ここアメリカでは結構リーズナブルな値段でゴロゴロ売っています。
今回も、1本20~30ドルくらいでかなりいいワインを購入できました♪

その後は、これまたワイナリーで美味しそうな惣菜をいっぱい売っていたので、
天気も良かったし、中庭でピクニック風のランチを楽しみました。


お腹もいっぱいになった私たち、ナパを後にして向かった先は・・・こちらです。
"Charles M. Schulz Museum"
 
スヌーピーの生みの親、シュルツ氏の博物館です。
実は、今回サンフランシスコを旅行するにあたってガイドブックを開くまで、この博物館の存在は知りませんでした。
控えめな性格のシュルツ氏は、この類の施設を建設することに非常に消極的だったそうなんですが、
彼の家族や支援者、そして日本のスヌーピータウンのデザインを手がけた大谷芳照氏の協力があり、完成した博物館だということです。
それにしても、もともと消極的だった彼の気持ちを動かしたのが、日本のスヌーピータウンの数々のデザインだった、というところにビックリ。
日本人の力がこんな所で生きているなんて、とても誇らしいと思います。

さてさて、まずはこんなカワイイキャラクターたちが、そこかしこにお出迎え。


館内には、原画や作品が、なんというかとてもシンプルに飾ってありました。
 

 
(遠目に見ると左で、近づいてみると右。小さなコマがいーっぱいだった!)

 
(トイレのタイルにも4コマがいっぱい♪)

こちらはシュルツ氏の書斎を再現したコーナー。

ここでスヌーピーは生まれたんだなー、と感慨一入。

ハロウィンが近かったので、受付にはこんなかわいいランプもありました♪


あーほんと満たされたわーわーわー。

そして夕方サンフランシスコへ戻り、日暮れに間に合って眺めたのがこちら。

"Golden Gate Bridge"
今回の旅行が決まったとき、「世界一美しい橋」ともいわれるこの橋を、どうしても見たいと言っていたのは父でした。
長年地理の教師をしていた父は、授業では散々教えてきた地名や名所を実際に訪れることに、静かに興奮していた様子。
見せてあげられてよかったなー、というのが、娘としての素直な感想でした。

夜はまたホテル近くのレストランを探してステーキ。
普段はあまり肉を好んで食べない母までが、嬉しそうに美味しいを連発していたので、これまた本当に良かったな、と。


サンフランシスコ最終日、この日はあるツアーに参加しました。
"Alcatraz Island"

この写真で、奥の方に見えている島が「アルカトラズ島」です。
サンフランシスコからは、船で10分ほどの距離。でも潮流の関係で、泳いで渡るのは不可能とのこと。
そこには昔、脱獄不可能といわれた刑務所があったんです。
今はその跡地をめぐるツアーがあって、それに参加してきました。

船で島につくと、色んな建物(見張り台、看守の住居、牢獄等)が当時のまんま残っています。
そこを自由に散策できるようになっていて。
中でも、牢獄棟では入口で音声ガイドを借りられて、その音声を聞きながら中を見学するという流れになっていました。
この音声ガイド、日本語もあって!ありがたい!!
ちょっと物語調になっていて、約40分、結構楽しかったです。

あと、島から見るサンフランシスコの景色も最高でした。


最後の夜は、フィッシャーマンズワーフへ。
 
美味しいシーフードを堪能して、大満足でした。


そして翌日、サンフランシスコから我が家へ。
仕事の関係で同じ飛行機を取り損ねた旦那だけ別便で、そしたらその別便が遅れに遅れて当日中に帰って来れない、
なんていうアクシデントはありましたが、両親と私は無事に帰宅できたし、まあ旦那には申し訳ないけど反対じゃなくって良かったな、と。

我が家には1週間滞在してもらいました。
今回、初めてエアベッドを使ってみたんだけれど、予想以上に快適だった様子。


毎日ゆーっくり、のーんびり、特に何をするというわけではなく。
マーケットに行ったり、嘘みたいな暖かい気候の中、近くの公園を散歩したり、私の日常を知ってもらえたと思います。
  

ナイアガラにも行きました。
私達夫婦はこれが4回目のナイアガラ。
あいにくの天気ではありましたが、やっぱり世界随一の瀑布を見せてあげられて満足。

ナイアガラ周辺の紅葉もキレイだったし、リスがいっぱいで母が嬉しそうだったのもいい思い出です。
 


帰国の日。
往路と違い、復路は二人だけで乗り継ぎをしてもらわなければならず、それがまた心配で心配で仕方なかったけれど、
無事に関空便に搭乗し、日本に着いたよーって連絡もらったときは、本当に心からホッとしました。


いつの間にか自分たちの方が両親を心配する年齢になっているってことを、改めて感じた今回。
でも一方で、親はいつまでたっても親で、娘の私が遠い異国でどんな風に生活してるのか、
いつも心配してるんだなーってことも、よくわかりました。

飛行機苦手なのに。
枕が変わるとあまり寝られないのに。
お金だっていっぱいかかるのに。

思い切って来てくれて、本当に本当にありがとう。
見てもらった通り、私は今ここで、新しい家族と一緒に、寂しかったり心細かったりすることだってもちろんあるけど、
でもでも、毎日楽しく元気に暮らしています。
あまり心配しないで、どうかこれからも見守っていてください。
年末、今度は日本で会えるのを楽しみにしてるからね。

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2 コメント

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泣けた (miho)
2012-11-12 23:05:35
仕事帰りの電車で読みながら、泣きそう(笑)
大事な存在にちゃんと私はこんなに心砕いて伝えられていないな。
お互いを思いやる気持ちは、周りをも豊かにしてくれるよ。ありがとね。
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すごいっ! (つゆ@管理人)
2012-11-13 08:26:23
☆mihoさん

相変わらずmihoさんはすぐに見つけてくれるなー(笑)

大事な出来事がいっぱいあったので、やっぱり残しておきたいと思ったのです。
久しぶりに書いてみることにしたよ。

気持ちはあれど、面と向かってはなかなか伝えられません。
両親にも、来てくれて嬉しいながらも、一週間も一緒にいるとイライラもしたりしてね、情けない。
mihoさんの気持ちは、きっと日常という思いやりの積み重ねの中で、しっかり届いていると思います。
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