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活動日記(特定非営利活動法人ダッシュ)

大阪和泉で活動するNPO法人ダッシュの活動日記です。

■ハンセン病資料館特別企画展(出張展示)北高作陶展(於奈良県天理市)

2012年08月26日 12時12分12秒 | ■人権運動アラカルト

8/21に大阪ハンセン病問題現地学習企画を開催しました。

奈良天理で国立ハンセン病資料館の出張展示が開催されるとのことです。

 

 

 

ハンセン病資料館特別企画展(出張展示)北高作陶展(於奈良県天理市)


http://www.hansen-dis.jp/index.html

http://www.hansen-dis.jp/12pastevent/2012-09.html

 

特別企画展 北高作陶展(於奈良県天理市)


会  期:2012年9月23日(日)~26日(水)
会  場:ギャラリーおやさと
開館時間:午前10時~午後4時30分
住  所:〒632-0016 奈良県天理市川原城町419-2
電  話:0743-63-1511(内線5875)
観 覧 料:無 料
本展覧会では、北高(きたたかし)さんによる陶芸作品約30点を紹介いたします。
北さんは1932(昭和7)年、兵庫県に生まれました。17歳でハンセン病を発病し、大阪大学で治療を受けていましたが、地域の偏見も厳しく、天理教の信仰に自分の心のより所を求めるようになりました。天理教修養科の過程を経て、信仰の中で自らの生き方を模索する日々を送ることになりました。
1959(昭和34)年、27歳の時に兵庫県の担当官のすすめで長島愛生園に入園。治療と共に、写真や文芸活動にも取り組みました。その後治療のため数回にわたり訪れていた多磨全生園で、リハビリテーションの一環として行われていた陶芸に出会い、1984(昭和59)年、多磨全生園に転園後、さらに多くの作品を生み出していくことになりました。いつしかそれは機能回復訓練の範疇をこえて、確かな生きがいとなっていきました。
園外でも、陶芸室の他のメンバーと共に東京都東村山市や埼玉県での展覧会をはじめ、2004年には島根県立美術館で「多磨全生園陶芸室5人展」を開催するなど、現在も精力的に活動を行っています。
絶望や身体障害をこえて、北さんは自らの生きる意味を陶芸に見出しました。人が生きる尊さのこもったこれらの作品を、この機会に是非ご覧ください。
皆さまのご来場をお待ちしております。


講演会
北高作陶展に合わせ、儀同政一先生(国立感染症研究所ハンセン病センター客員研究員)と北高さんの講演会を開催します。
日 時: 9月25日(火) 13:30~15:30 入場無料
場 所: 天理大学ふるさと会館
お問い合わせ: 天理教啓発委員会事務局 電話0743-63-1551(内線5808)