http://i250-higainokai.com/kikakuten2015-osaka.html
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「企画展・薬害を語り継ぐ」 開催のご案内
期日 : ・2015年10月17日(土)-12月19日(土)
場所 : ・大阪人権博物館 リバティーホール
時間 : ・水曜日~金曜日 10:00~16:00
・土曜日 13:00~17:00
・入館は30分前まで
休館日 ・第4金曜日
入館料 ・企画展チラシの裏面に記載
◇主催 :全国薬害被害者団体連絡協議会
◇共催 :・大阪人権博物館
◇後援
厚生労働省
一般財団法人 レギュラトリーサイエンス財団
公益社団法人 日本薬剤師会
一般社団法人 大阪府薬剤師会
一般社団法人 大阪府病院薬剤師会
◇協賛
薬害オンブズパースン会議
◇お問合せ:大阪人権博物館 (リバティーおおさか) http://www.liberty.or.jp
大阪市浪速区浪速西3-6-36 TEL:06-6561-5891 (代表) FAX:06-6561-5995
http://www.liberty.or.jp/index.php
から転載
企画展 薬害を語り継ぐ-サリドマイド・スモン・薬害ヤコブ
戦後、それまでの医制から医師法、医療法、旧薬剤師法などが整備され、日本が近代的医療体制の確立を目指し始めた1940年代後半から現在まで、薬害は繰り返されてきた。公害同様、薬害も科学技術の産業化を急速に振興することを優先し、様々な危険を軽視してゆくことによってもたらされた人災である。医薬品の安全性よりも利便性をも含む有用性が強調され、より多く販売されることが良いことであるかのような価値観は薬害が必然的に生み出される先行条件となった。 薬害被害は、筆舌に尽くし難い苦痛や死をもたらし、被害者は今なお、薬害被害との闘いを余儀なくされている。しかし、一方で被害者は、その傷ついた身体から発せられる叫びにも似た想いに支えられて、日々薬害根絶への活動を続けている。 今回の企画展示は、それぞれの薬害が単に過去の歴史なのではなく、近代社会そのものに内在する根本的欠陥を、あざやかに指し示す教訓の宝庫であることを実感してもらうとともに、薬害被害者が、被害とともに生きてきた軌跡は、決して平坦なものではないものの、被害者各々の生の営みは、多くの輝きに満ちたものでもある。本企画展では、そのことを、訪れた人々に感じてもらえれば幸いである。
展示期間:2015年10月17日(土)~12月19日(土)
主 催:全国薬害被害者団体連絡協議会
共 催:大阪人権博物館
会 場:大阪人権博物館特別展示室