■映画「アオギリにたくして」
原爆に関する映画情報です。
http://aogiri-movie.net/
http://aogiri-movie.net/screen/
【大阪】~あべのコミュニティーシネマvol.29~
忘れてはならない名作映画 特集上映会
◉日時:2014年8月8日(金)
1) 11:00~「アオギリにたくして」
13:00~「にんげんをかえせ」
2) 14:15~「アオギリにたくして」
16:20~「にんげんをかえせ」&おはなし
3) 18:00~「にんげんをかえせ」&おはなし
18:40~「アオギリにたくして」
※おはなし:ゲスト:中村里美プロデューサー
◉会場:阿倍野区民センター小ホール
◉料金:会員価格800円/当日(一般)1000円
当日(高校生以下・60才以上)900円
◉主催:財団法人大阪市コミュニティ協会阿倍野区支部協議会
大阪映画センター
◉お問合せ:大阪映画センターTEL:06-6719-2233
【大阪】映画館「シアターセブン」にて上映!
◉日時:8月9日より3週間!!
● 8/9~22 午前中 11:00~
● 8/23~29 午後 13:20~
◎料金:一般1300円/シニア・学生1100円/前売り1000円
小学生700円
◎会場:シアターセブン(淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階)
http://aogiri-movie.net/aboutmovie/
映画「アオギリにたくして」企画内容と主旨
2012年3月、ミューズの里の初プロデュースとなる映画「アオギリにたくして」の製作に向けてスタートしました。アオギリの語り部と呼ばれ、広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下でたくさんの子供たちに被爆体験を語り感銘を与えてきた被爆者・故沼田鈴子さんをモデルに被爆者の数奇な人生を描いた作品です。
映画のプロデュースは初めてですが、この映画は、これまで人生を生きてきた中で、どうしても映画化したいと願っていた作品です。
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映画「アオギリにたくして」のモデルとなる沼田鈴子さんと初めてお会いしたのは1986年、私がまだ22才の時ことでした。
日本文化の紹介と共に原爆フィルム「にんげんをかえせ」をアメリカの学校や施設等で上映する日米協力プロジェクト「Never Again Campaign」の第一期民間大使として、ボランティアに参加したことがきっかけでした。
渡米前に「にんげんをかえせ」の中に登場されている沼田鈴子さんに初めてお話を伺いました。それまで、一度も平和について考えてみることもなく、ヒロシマ・ナガサキは教科書の中に出てくる過去の出来事としか思っていないかった私にとって、沼田さんとの出会い、そして米国でヒロシマ・ナガサキを伝え歩いた体験は、その後の私の人生に大きく影響を与え、今振り返ると人生の原点ともなっています。
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帰国後、戦後50年の時に、8カ国の多国籍出演者が、ヒロシマ・ナガサキの被爆体験を語り継ぐ日本語朗読劇「トンボが消えた日」のプロデュースをさせていただいた際にも、多国籍出演者と共に広島を訪れ、沼田さんに大変お世話になりました。
今回の映画の脚本と監督を手掛ける劇作家で小説家としても活躍中の中村柊斗は、その時に演出と台本の構成を手掛けてくれた人物でもあります。
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また、この映画の音楽を担当するギタリストの伊藤茂利は、現在1000回ライブを目指して全国ライブしている「歌と語りで伝える『私のヒロシマ・ナガサキ』の音楽プロデューサーでもあり、2010年秋に共に米国ワシントンの(財)カーネギー地球物理学研究所を訪れ、被爆アオギリ2世の植樹とライブを行い、沼田さんが一彫りめを入れられたという木彫りの平和の像を共に届けた仲間でもあります。2011年には、京都の金閣寺・銀閣寺への被爆アオギリ2世の植樹式参加と、京都市国際交流会館で行われた「被爆アオギリ植樹記念~平和祈念コンサート~」の企画プロデュースを故・山田忠文さんと一緒に行わせていただきました。
沼田鈴子さんの被爆体験の朗読をピースライブの中でさせていただくことになり、広島を訪れた時、沼田さんのお部屋のベッドの横で「アオギリにたくして」を演奏したのが伊藤氏にとっての沼田さんとの最初の出会となりました。
この度の映画「アオギリにたくして」の主題歌となる「アオギリにたくして」は、沼田鈴子さんの87歳のお誕生日のお祝いに、広島のフェニックスホールで沼田さんに捧げた曲でもあります。
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自らの体験を通して、戦争の愚かさ、平和の尊さ、核の恐ろしさ、そして平和づくりの大切さを生涯伝え続けた沼田鈴子さんは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の4ヶ月後の7月12日に永眠されました。亡くなる直前まで、被災地の方々や福島原発を案じ続けておられました。原爆と原発の違いはあっても、放射能の恐ろしさは同じです。私たちは今一度、ヒロシマ・ナガサキの被爆者の声にしっかりと耳を傾け、日本と世界、そして地球の未来を考えていく時を迎えています。
「世界中の誰にも自分と同じ苦しい思いをさせたくない」という被爆者の皆様の願いを、日本、そして世界の人々と共に叶えていく映画となることを願っております。上映活動そのものが一粒の平和への種蒔きとなるように、心を込めて日本全国、そして世界に上映の輪を広げていきたいと思います。是非ともご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
映画「アオギリにたくして」
企画・製作・統括プロデューサー:中村里美
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≪映画「アオギリにたくして」の企画内容と主旨≫
映画「アオギリにたくして」は、アオギリの語り部と呼ばれ、広島平和公園の被爆アオギリの木の下でたくさんの子供たちに被爆体験を語り感銘を与えてきた、被爆者の故・沼田鈴子さんをモデルに被爆者の数奇な人生を描いた作品です。
~ヒロシマからの愛の伝言
感涙の物語、待望の映画化!~
平和の種を人々の心に蒔き続けた実話に基づく感涙の物語
結婚式まであと三日、私の人生は一変した――
広島で被爆したアオギリの苗を全国各地で植樹し始めた田中節子。世界的に広がりつつあるこの活動に興味を惹かれたライターの片桐千草は、取材中に知り合った節子の妹から彼女の生前の日記を預かる。そこには原爆により足を失った女性の苦しみが克明に綴られてい…。
実在の被爆者・沼田鈴子さんをモデルに、アオギリと被爆した一人の女性(田中節子)の奇跡の物語を実話に基づき描いていく。絶望の淵に何度も立たされながら、やがて節子は平和の語り部として生きていく決意をする。節子がアオギリにたくして思いとは…。
壮絶な人生を歩んだ、過酷にして清澄な女性の軌跡。
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企画・製作・統括プロデューサー:中村里美 / プロデューサー・音楽監督:伊藤茂利 / 原作・脚本・監督:中村柊斗 / 撮影監督・編集:倉本和人 / 撮影:佐久間栄一 / 照明技師:淡路俊之 / 録音技師:山口 勉 / B班撮影:曽根 剛 / 助監督:中根 克 / 美術:中根加代估・与謝蕭風 /ヘアメイク:村松直美 / 題字・イラスト:吉田しん子 他
◎主題歌&挿入歌:「アオギリにたくして」「ひな鳥へ」作詞・作曲・歌:中村里美
◎原作:小説「アオギリにたくして」(徳間文庫)中村柊斗著
【出演】風見しんご 斉藤とも子 原日出子(特別出演)渡辺裕之(友情出演)菅井玲 塩出純子 牛島摩弓 柏木祐太 はらまいこ 二橋進 甲斐将馬 大橋芳枝
朝霧靖子 金子達人 荒井尚子 原田康夫(元広島大学学長) 松井一實(広島市長)
※映画「アオギリにたくして」の収益金は、世界各国の学校や施設での上映会や文化交流と共に、平和への思いを被爆アオギリ2世・3世の種や苗にたくして植樹するAOGIRIプロジェクト「Seeds of Peace」の活動に使われます。
【音楽製作】 ミューズの里
◎音楽監督: 伊藤茂利
ギター:伊藤茂利/ピアノ:坂井千浪/ベース:花輪春比古
ドラム:岩瀬立衛/二胡:寺嶋級江/バイオリン:GEN(Dor moll)
ピアノ: 杉田靖典/アルトサックス:小笠原末男
◎挿入曲 「命の音色」「Never Aagain」「愛が流れている」
~ 作 曲: 中村里美 ~
◎挿入曲 「優しさの瞬間」「MOTHER」「風のワルツ」「とどかぬ想い」
「No Rain, No Rainbow」「Twilight Cloud」「May Good me」 「Moon Dream」
~作 曲: 伊藤茂利 ~
≪企画・製作・配給≫ ミューズの里 「アオギリにたくして制作委員会」
(C) ミューズの里 「アオギリにたくして」制作委員会
≪制作協力≫ AOGIRIプロジェクト/momo企画/ハッピープラザ/Rei23/小笠原企画/e-Kenプロ
≪後 援≫ 広島県/広島市/長崎市/広島市教育委員会/東京広島県人会/広島県医師会/広島県看護協会/広島県歯科医師会/広島県薬剤師会/広島YMCA
≪支 援≫ 財団法人広島国際文化財団「ヒロシマピースグラント2012」
≪協 力≫広島フィルム・コミッション/株式会社ステージユニオン広島/広交タクシー株式会社/ANAクラウンプラザホテル広島/PAPERA/株式会社プロミックス/株式会社大前コーポレーション