Mr.Dashのぶろぐ館

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2020年10月4日(日) [丹波]虚空蔵山から北尾根の岩ルートをたどる!

2020年10月05日 | 山登りの記録
■メイン写真
虚空蔵山手前の岩峰からは、南側のワイドビューが見事。


■今回のコース
藍本駅→酒滴岩→虚空蔵堂→陶の郷分岐→虚空蔵山→八王子山→大谷山→山上山→
草野駅


丹波の虚空蔵山は、標高592mの低山でありながら、岩場混じりの急登があって
歩き甲斐のある山だ。北尾根ルートはアップダウンもあるプチ縦走だ。



藍本駅から100mほど南、公民館風の建物の脇から竹薮に入る。すぐ急坂になり、
愛宕社に出る。



さらに直登すると、ほどなく酒滴岩が現れる。巨岩に四角い穴があるが、
仏像があったのか、燈明がともされていたのか。



登山道(虚空蔵堂への裏道)は、酒滴岩の中ほどに出る。
ここからの眺めは、高度感もあってすばらしい。
確実な三点確保で岩によじのぼる。



それにしてもジョロウグモの巣が数メートルごとに出てきて、歩きにくいことと言ったら。
クモには悪いが、棒切れで払いのけながら進む。359mピークを経て虚空蔵堂に出る。
聖徳太子ゆかりの寺だったという。明智光秀の丹波攻めで焼失したらしい。



お堂の右奥から、いきなり急登が始まる。



坂が一時、緩やかになると、役行者像祠がお出迎え。
このあとは再び急登となる。気温はさほどでもないが、湿度が高くて汗が噴き出る。



季節の花、ヤマハギが彩をそえる。



主稜線に出る。「陶の郷」への分岐だ。
「陶の郷」は、丹波立杭焼の振興と丹波篠山市観光の拠点施設として知られる。
標識には陶板が着けられている凝りよう。



山頂のほんの少し手前の露岩が、展望のベストスポット。



虚空蔵山のピーク。ハイカーが意外と多かったので、長居できず。



北尾根をしばらく北上した小ピークでランチ。
ここはリスも食事場所にしているようだ。
アカマツの松ぼっくりの食痕(通称)がいっぱい落ちていた。
きれいに並べたOさん、アートですねぇ。



495.9m三角点がある八王子山。さらに北尾根を激下り。



次の小ピークで90度折れて、進路を東にとると、ほどなく岩の露頭に出る。
南側が開けている。左奥に見えるのが虚空蔵山。



送電線が横切る鞍部を過ぎて、登り返したところが大谷山だ。
山名表示板だけの、展望もない寂しいピーク。
ここで左へ、北に向かう。



すぐに山上山。コシダが茂る尾根上の小ピークに過ぎないが、なぜか山名が
ついている。ともかく、これで本日4ピーク目。
それだけアップダウンがあるということで、意外に歩きごたえがある。



NHKアンテナの電線に沿って下っていくと、唐突に巨岩が現れる。



一本鎖の上に役行者像と不動明王像が並ぶ。古きよき丹波修験の名残か。



時間もあったので、ここで岩場のムーブを少し練習し、岩上からの眺めを楽しんだ。



油井の集落に下りてきた。池の角を曲がって、ヒガンバナを見ながら草野駅へ。
このルートは電車の駅を行き・帰りとも利用できて便利なうえ、
変化に富む稜線散歩で、もっと人気が出てもいいと思うのだが、登山口、下山口ともに
標識がないうえ、途中の小ピークでの分岐も多いので、読図勘がある人向けなのだろう。

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