![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/26/6b717afeb8a86276dae14788b78108b6.jpg)
■メイン写真
虚空蔵山手前の岩峰からは、南側のワイドビューが見事。
■今回のコース
藍本駅→酒滴岩→虚空蔵堂→陶の郷分岐→虚空蔵山→八王子山→大谷山→山上山→
草野駅
丹波の虚空蔵山は、標高592mの低山でありながら、岩場混じりの急登があって
歩き甲斐のある山だ。北尾根ルートはアップダウンもあるプチ縦走だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e1/08c97d2b50ffefc4d5b9255649b0601f.jpg)
藍本駅から100mほど南、公民館風の建物の脇から竹薮に入る。すぐ急坂になり、
愛宕社に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/78/b8a552a0d422674d7acdd73bee60bfb6.jpg)
さらに直登すると、ほどなく酒滴岩が現れる。巨岩に四角い穴があるが、
仏像があったのか、燈明がともされていたのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8d/f3a0f6cfad8374ad50e945a7b6366e5a.jpg)
登山道(虚空蔵堂への裏道)は、酒滴岩の中ほどに出る。
ここからの眺めは、高度感もあってすばらしい。
確実な三点確保で岩によじのぼる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e4/9117dec45664a9ed2f9197d15a869b60.jpg)
それにしてもジョロウグモの巣が数メートルごとに出てきて、歩きにくいことと言ったら。
クモには悪いが、棒切れで払いのけながら進む。359mピークを経て虚空蔵堂に出る。
聖徳太子ゆかりの寺だったという。明智光秀の丹波攻めで焼失したらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/67/c475a92efd26262ab86fecb51d11de63.jpg)
お堂の右奥から、いきなり急登が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/fb/86c6cf11f650d0e979a5a5d431c73b3d.jpg)
坂が一時、緩やかになると、役行者像祠がお出迎え。
このあとは再び急登となる。気温はさほどでもないが、湿度が高くて汗が噴き出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/66/a49349e5cf4615e0b17b0ba6f6a184a0.jpg)
季節の花、ヤマハギが彩をそえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/cd/7caacbfa9bee7cdae258f268ab6c474e.jpg)
主稜線に出る。「陶の郷」への分岐だ。
「陶の郷」は、丹波立杭焼の振興と丹波篠山市観光の拠点施設として知られる。
標識には陶板が着けられている凝りよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2e/828ba78be752ec0792c3573f0c298294.jpg)
山頂のほんの少し手前の露岩が、展望のベストスポット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/65/848e0304bed2a4a58090e3d5f588f3f1.jpg)
虚空蔵山のピーク。ハイカーが意外と多かったので、長居できず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b2/1df82f202be62b019c159e6942a27ae9.jpg)
北尾根をしばらく北上した小ピークでランチ。
ここはリスも食事場所にしているようだ。
アカマツの松ぼっくりの食痕(通称)がいっぱい落ちていた。
きれいに並べたOさん、アートですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c4/2f3106c0f8261a791360c69dc7b8a9c8.jpg)
495.9m三角点がある八王子山。さらに北尾根を激下り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ce/2d4452a40c6423be57633add6e41cc89.jpg)
次の小ピークで90度折れて、進路を東にとると、ほどなく岩の露頭に出る。
南側が開けている。左奥に見えるのが虚空蔵山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/64/2cbef331b20df9f35c12b05044f3e2b8.jpg)
送電線が横切る鞍部を過ぎて、登り返したところが大谷山だ。
山名表示板だけの、展望もない寂しいピーク。
ここで左へ、北に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cf/ec65e1ae05a653cb9a2c91cd0cb91e62.jpg)
すぐに山上山。コシダが茂る尾根上の小ピークに過ぎないが、なぜか山名が
ついている。ともかく、これで本日4ピーク目。
それだけアップダウンがあるということで、意外に歩きごたえがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/59/ab2724a6eaef1877d0bb5a763f5bdb78.jpg)
NHKアンテナの電線に沿って下っていくと、唐突に巨岩が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8b/af70f0570bfd2dd7fc8edbea77d3774f.jpg)
一本鎖の上に役行者像と不動明王像が並ぶ。古きよき丹波修験の名残か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a5/f1a9208fcc22e5bad1e85b2cf66d0923.jpg)
時間もあったので、ここで岩場のムーブを少し練習し、岩上からの眺めを楽しんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/15/51526813b8bcc47c2fe57819600d5166.jpg)
油井の集落に下りてきた。池の角を曲がって、ヒガンバナを見ながら草野駅へ。
このルートは電車の駅を行き・帰りとも利用できて便利なうえ、
変化に富む稜線散歩で、もっと人気が出てもいいと思うのだが、登山口、下山口ともに
標識がないうえ、途中の小ピークでの分岐も多いので、読図勘がある人向けなのだろう。
虚空蔵山手前の岩峰からは、南側のワイドビューが見事。
■今回のコース
藍本駅→酒滴岩→虚空蔵堂→陶の郷分岐→虚空蔵山→八王子山→大谷山→山上山→
草野駅
丹波の虚空蔵山は、標高592mの低山でありながら、岩場混じりの急登があって
歩き甲斐のある山だ。北尾根ルートはアップダウンもあるプチ縦走だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e1/08c97d2b50ffefc4d5b9255649b0601f.jpg)
藍本駅から100mほど南、公民館風の建物の脇から竹薮に入る。すぐ急坂になり、
愛宕社に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/78/b8a552a0d422674d7acdd73bee60bfb6.jpg)
さらに直登すると、ほどなく酒滴岩が現れる。巨岩に四角い穴があるが、
仏像があったのか、燈明がともされていたのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8d/f3a0f6cfad8374ad50e945a7b6366e5a.jpg)
登山道(虚空蔵堂への裏道)は、酒滴岩の中ほどに出る。
ここからの眺めは、高度感もあってすばらしい。
確実な三点確保で岩によじのぼる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e4/9117dec45664a9ed2f9197d15a869b60.jpg)
それにしてもジョロウグモの巣が数メートルごとに出てきて、歩きにくいことと言ったら。
クモには悪いが、棒切れで払いのけながら進む。359mピークを経て虚空蔵堂に出る。
聖徳太子ゆかりの寺だったという。明智光秀の丹波攻めで焼失したらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/67/c475a92efd26262ab86fecb51d11de63.jpg)
お堂の右奥から、いきなり急登が始まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/fb/86c6cf11f650d0e979a5a5d431c73b3d.jpg)
坂が一時、緩やかになると、役行者像祠がお出迎え。
このあとは再び急登となる。気温はさほどでもないが、湿度が高くて汗が噴き出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/66/a49349e5cf4615e0b17b0ba6f6a184a0.jpg)
季節の花、ヤマハギが彩をそえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/cd/7caacbfa9bee7cdae258f268ab6c474e.jpg)
主稜線に出る。「陶の郷」への分岐だ。
「陶の郷」は、丹波立杭焼の振興と丹波篠山市観光の拠点施設として知られる。
標識には陶板が着けられている凝りよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2e/828ba78be752ec0792c3573f0c298294.jpg)
山頂のほんの少し手前の露岩が、展望のベストスポット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/65/848e0304bed2a4a58090e3d5f588f3f1.jpg)
虚空蔵山のピーク。ハイカーが意外と多かったので、長居できず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b2/1df82f202be62b019c159e6942a27ae9.jpg)
北尾根をしばらく北上した小ピークでランチ。
ここはリスも食事場所にしているようだ。
アカマツの松ぼっくりの食痕(通称)がいっぱい落ちていた。
きれいに並べたOさん、アートですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c4/2f3106c0f8261a791360c69dc7b8a9c8.jpg)
495.9m三角点がある八王子山。さらに北尾根を激下り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ce/2d4452a40c6423be57633add6e41cc89.jpg)
次の小ピークで90度折れて、進路を東にとると、ほどなく岩の露頭に出る。
南側が開けている。左奥に見えるのが虚空蔵山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/64/2cbef331b20df9f35c12b05044f3e2b8.jpg)
送電線が横切る鞍部を過ぎて、登り返したところが大谷山だ。
山名表示板だけの、展望もない寂しいピーク。
ここで左へ、北に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/cf/ec65e1ae05a653cb9a2c91cd0cb91e62.jpg)
すぐに山上山。コシダが茂る尾根上の小ピークに過ぎないが、なぜか山名が
ついている。ともかく、これで本日4ピーク目。
それだけアップダウンがあるということで、意外に歩きごたえがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/59/ab2724a6eaef1877d0bb5a763f5bdb78.jpg)
NHKアンテナの電線に沿って下っていくと、唐突に巨岩が現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8b/af70f0570bfd2dd7fc8edbea77d3774f.jpg)
一本鎖の上に役行者像と不動明王像が並ぶ。古きよき丹波修験の名残か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a5/f1a9208fcc22e5bad1e85b2cf66d0923.jpg)
時間もあったので、ここで岩場のムーブを少し練習し、岩上からの眺めを楽しんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/15/51526813b8bcc47c2fe57819600d5166.jpg)
油井の集落に下りてきた。池の角を曲がって、ヒガンバナを見ながら草野駅へ。
このルートは電車の駅を行き・帰りとも利用できて便利なうえ、
変化に富む稜線散歩で、もっと人気が出てもいいと思うのだが、登山口、下山口ともに
標識がないうえ、途中の小ピークでの分岐も多いので、読図勘がある人向けなのだろう。