Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年3月17日(日) 一日に10座登頂、小野アルプス完全縦走

2013年03月30日 | 山登りの記録
各地にミニアルプスを名乗る「山脈」は多いが、最高峰でも標高200mに満たない
アルプスが近畿地方にはある。兵庫県小野市の「小野アルプス」である。
一度行ってみたかった。プチ夢を叶えに出かけた。

JR加古川線のワンマンカーに乗り、小野町駅で降りる。
タクシーを呼び、アルプス西端の登山口、福甸(ふくでん)峠へ。

途中に通りかかる鴨池は、小さいほうの池にコハクチョウが渡ってくるらしい。
もちろん大きいほうの池には鴨がいっぱい来るそうだ。
また、昨年はコウノトリがしばらく来ていたそうで、鳥を目当てに高級カメラを
構える人が大勢いたという。



登山口から、ものの5分で稜線に乗っかるのだが、そこにさっそく、「南野山」の
標識がかかっている。え? これがピーク? と思いながらも、まず1座。



さらにわずか6分で「宮山」。岩場の坂をいったん下りる。

中国自動車道と権現湖を見下ろしながら、露岩を再び登り返して、
最後は回り込むように「岩山」三角点へ。

さらに続く露岩帯をトラバースしながら下り、鴨池への分岐を過ごし、
また登り。1日で10峰となると、少し登ったらまた下りるの繰り返しだ。

やがて向こう側に美しいカーブを描く岩の稜線が見える。
これは、なかなかのものだ。「紅山」の岩場である。



紅山のピークも好展望。来住町からの登山道が合流していることもあって、
人が集まっている。



ここからは、さっき見た岩の稜線を見下ろす。まっすぐ続く露岩の尾根(メイン写真)だ。
ここを豪快に下る。



見上げれば、その稜線が部分的に赤いのがわかる。紅山の名もこれを見て納得。



岩倉峠を経て、この縦走路ではめずらしい植林の中を登ると、今日の最高峰で
ある「惣山」に着く。最高峰と言っても198mしかない。



続いてはUHFのアンテナが立っている、その名も「アンテナ山」。

東入口分岐を直進し、お次は「総山」の三角点。ここで昼食にする。



アザメ(※パソコンでは漢字表示が限定されるためカナ書き)峠に下りて、
峠の地蔵で手を合わせる。

舗装道を少し北へ下りると、縦走路の後半となる登山口だ。

前半とは打って変って、のどかな山道となる。
午後の陽気の中、朝食で腹もふくれているので、ひたすら眠くなる。

あさぎり山道の分岐も直進。



次の「安場山」の三角点は山道の左側の笹薮をかき分けた中にある。

続く「愛宕山」はピークであることを忘れるような平坦さ。
しかし、地形図を見ると確かにピークとなっている。

「前山」は、NTTの鉄塔が立っており、分かりやすい。
桜はもちろん、まだ咲いていなかった。



日光峠を経て、最後のピークは「高山」。
縦走路を左に少し入ったところの好展望台である。
山頂は、破壊されているものの、古墳の跡だそうだ。



白雲台温泉「ゆぴか」が、15kmにわたる縦走路のゴール。
最後に温泉が待っているなんて出来すぎだ。



ゆっくり入浴したあとは、2種類の「白雲谷ビール」が楽しめる。
どうやら、Mr.Dashお勧めの明石ブルワリー製のようだが、
歩いて、歩いて、風呂に入った後のビールは格別。

コミュニティバスの最終便にまだ間に合ったので、あとは
JR市場駅までバスに乗る。たった100円なのが嬉しい。

帰りの電車は1両だけのワンマンカー。
加古川からの東海道線新快速では、お約束の爆睡で、今日もハッピーな
山行きは終了!

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