Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年3月24日(日) 六甲・地獄谷からロックガーデン、岩梯子

2013年03月31日 | 山登りの記録
人生のベテランさんたちと、六甲山系・地獄谷から風吹岩、荒地山から岩梯子への
ルートを巡ってきた。「岩場」比率が非常に高い、お気に入りのルート選定である。

メンバーも、最近はフラットフッティング、3点支持がかなり上手になり、
この程度の岩場も、注意していけば問題なくこなせるようになっている。



大谷茶屋を起点に、高座滝前を横切り、地獄谷に取り付く。



前日の雨で、水量もそこそこあって、なかば沢登りのようなルートを遡行する。
皆さんも、なかなかの登りっぷり。中には「楽し~」の声も。



でも、意外に高度感があるこのルート、一歩のミスが命取りになる。
そこは、敢えて、いつもよりきつめに注意を促しながら進む。



A懸跡で、登攀体験。登山靴でも登れるルートだが、
落ちたらただではすまないので、ザイルを使って、ロッククライミング同等の
安全対策をとる。ルート工作し、上部の岩に支点をつくる。
はたして、8名の参加者全員が、順に登攀を成功させた。



続いて万物相を目指す。白い岩に日差しが反射して、暑い。



足の幅しかない、微妙なトラバースで、またも緊張が走る。



風吹岩に着く。難ルートをこなしてきた満足感がにじみ出る。



おだやかな稜線をぐるっと回り込み、荒地山に着く。
ここで皆さん、小腹が減ったのか、それぞれ持ち寄ったおやつの交換タイムと
なった。



岩梯子へ向かうルートをとる。登りに使うのが通常。
それもそう、下りのほうが数段難しいからだ。
しかし、今日のパーティのメンバーも、そろそろ、こういうトコロに
挑戦できるまでになっている。



海が見える。すごく近くに見える。
これが、ロックガーデンの魅力である。



新七衛門は、コツがないと荷物を背負っては下りられない。
Mr.Dashは、ザイルやメンバーのヘルメット、ハーネスを
入れた45リットルのザックを担いでいたが、なんとか背負ったままクリア。
核心部で体を反転させるのがポイント。

皆さんはザックを下ろして、空身で下りていただく。
足の置き場所を下から逐一、指示。全員、うまく下りられた。



続く難所は岩梯子。
ここも慎重に、じかんをじっくりかけて下降した。



途中でメインの下降路を外れ、ブラックフェース、キャッスルウオール(写真)に
寄り道し、高座谷に下りた。



途中に見える堰堤の上に、巨石が乗っかっているが、これが上から
落ちてきたとは恐ろしい。それにしても、ここに乗っかった偶然もすごい。

緊張が続いた今日のコース。皆さんは若干お疲れ気味に見えたが、
芦屋川駅に着いたら元気が戻り、またおやつを分けながら
楽しいおしゃべりが始まった。

今日のコースが問題なく歩けたというのは。スゴイ進歩。
皆さんの進歩を確信した。おつかれさまでした。

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