Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年10月20日(火) 「地獄鎌尾根」ルートから七種薬師(薬師峰)へ、岩稜をたどる!

2020年10月23日 | 山登りの記録
■メイン写真
地獄鎌尾根の岩稜から七種薬師を望む


■今回のコース
村田牧場手前→明王寺池→(地獄鎌尾根)→十字峰手前の三差路→七種薬師(薬師峰)→
十字峰→ゴリラ岩→明王寺池→村田牧場手前


夢前町近辺には、標高は低いものの、険しい岩稜の山が多い。
七種山の存在に隠れがちだが、その南に七種薬師を中心とする標高600mクラスの山塊がある。
以前から気になっていたこの山へ、「地獄鎌尾根」という凄まじい名前のルートから
アプローチした。予想通り、愉快極まりない岩稜のルート。眺めもよく、じつに楽しい
山歩きとなった。



スタートは黒毛和牛を生産する村田牧場。手前の路肩に駐車するが、鶏糞屋さんの
建屋もあいまって、かなり鼻をつく臭い。5~10分ほどで通り過ぎるので、ここは我慢。



明王寺池の堤を渡る。北側に露岩が垣間見え、ワクワク感が深まる。
ちなみに、明王寺というのは明王寺川右俣の山中にあった古刹で、今は手前の三枝城跡に
ある宝積院となっている。
播磨修験といえば法道系とされているので、宝積院が天台宗というのも納得がいく。



テープを追ってものすごい急坂を登り、地獄鎌尾根の稜線に合流する。
明るい尾根をしばらく進むと、左(西側)の尾根筋に、ゴリラ岩が見えてくる。
なるほど横顔に見えてくる。



岩稜歩きが楽しい。
七種山付近は、調べたら流紋岩質の溶結凝灰岩でできているらしい。
尾根の西側の岩はギザギザ、東側はスラブ状になっている。



やがて地獄鎌尾根の核心部が迫ってきた。右側がスパッと切れ落ちている。



かなり急ではあるが、足場はしっかりしていて登りやすい。
とはいえ、転落したら一巻の終わりだ。三点確保は必須。



鋸の刃のような節理がすごい。「地獄」の名がついたのも頷ける。
おまけに稜線上のルートは、ネズミサシとアカマツの若木で脚がチクチク痛い。



スリルたっぷりの豪快な岩尾根を詰め上り、十字峰手前の三差路へ。



まずは七種薬師のピークを往復する。
薄暗い植林に変わり、やがて雑木林に戻る。早くも色づいている木もあった。



七種薬師に到着。



これまで見えなかった北側は、背の低いヒカゲツツジの薮の向こうがわずかに開け、
七種山が一望できた。



尖った七種槍の姿も見える。あそこも歩いていて楽しい山だ。



山頂の南側には祠があり、薬師如来の石像がある。



南側を遠く望むと、おそらく小豆島だろう、海の向こうに陸地が横たわる。



元の道を引き返し、十字峰へ向かう。
十字峰は、山名というより、ジャンクションピークである。

十字峰で進路を北にとれば、七種山へ尾根づたいに行ける。
この日は南の尾根を下り、周回する形で明王寺池に戻ることにしている。



傾斜45度くらいあるだろうか。朝、明王寺池から見えていた露岩は見事なスラブだった。



途中、いかにも播磨の山っぽく、コシダやアカシダのブッシュを分けながら
岩尾根を忠実に下る。しばしばチェックしたが、マダニは引っ付かなかった。
尾根は少しだけアップダウンがあるが、ほぼ下り基調である。



やがてゴリラ岩の上部に出る。



東側を迂回するように下り、岩の下部に出る。
「左目」の窪みに真新しい役行者像が埋め込んである。

ほどなく尾根を外れ、テープを追って明王寺池に戻る。
決して長いルートではないのだが、なんともいえない満足感があった。

コメント   この記事についてブログを書く
« 2020年10月18日(日) [六甲]... | トップ | 2020年10月21日(水) 四条畷... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事