Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2023年4月22日(土)[播磨]明神山へ、爽快な岩場の尾根を登る!

2023年04月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
観音岩から見た明神山。播磨富士の別名もうなずける山容


■今回のコース
夢やかた→Cコース登山口→(Cコース)→屏風岩→観音岩→くじら岩→合掌岩→地蔵岳→
明神山→河鹿コース分岐(剛力台)→A、Bコース分岐→(Bコース)→林道終点→夢やかた


手ごろな岩場歩きができる、夢前町の明神山へ。
三角形の山容から、「夢前町の播磨富士」とも呼ばれる。
主要な尾根筋、谷筋はほとんどルートがあるといっても過言ではない、地元でよく登られている
山だ。今回は通称「Cコース」と呼ばれる、ポピュラーな尾根道からアプローチした。



キャンプ施設やレストラン、売店などがある「夢やかた」の駐車場にクルマを置いて、
Cコース登山口から登山をスタート。



さっそく目の前に現れるのは屏風岩。直登はできないので、左から巻く。



屏風岩の上から、これから登る明神山を望む。



楽しい岩場歩きが始まる。大きな岩の狭い隙間をよじ登ると、観音岩に出る。



観音岩から、「夢やかた」や岩屋池を見下ろす。



アオダモの花がちょうど満開だ。



ガマズミだろうか。



モチツツジも、例年より若干早いようだが、咲いていた。



クジラ岩。よく「馬の背」などと称されるような地形の岩尾根だ。



白い小さなツツジが咲いていたが、シロバナウンゼンツツジだろうか。そうだったら嬉しい。



合掌岩への最後の登り。



地蔵岳の山頂までは、「がまん坂」の急登を楽しむ。

大きな岩や小ピークには、その名を示す銘板が掲げられているが、これらの中には、
昔から呼ばれてきた地名と、登山道の整備などしている地元の愛好会が、近年つけた名前の
両方が混在しており、我々よそ者にはその違いは分からないので、注意が必要だ。

整備は大いにありがたいが、例えば大峯奥駈道などで個人や民間団体が新しく地名を
つけたりしたら、きっとなかなかの問題になるんだろうなと思う。
溢れすぎた地元愛の例は、最近、他の山でもちょくちょくみられる現象なので
注視していきたい。



地蔵岳に到着。明神山の前衛峰のような感じのピーク。こちらは展望にはあまり恵まれていない。



明神山への急登は、「八丁坂」となっている。地蔵岳から明神山へは、急峻なものの、
距離は500mもないので、実際には八丁(一丁は約108m)には足りない。
富士登山で、最後の八丁ある急坂のことを「胸突き八丁」という。
まるで胸がついてしまいそうなほどの急坂という比喩である。
が、ここは「胸突き」のほうをなぜか省略してしまい、本来は距離を示す「八丁」だけが
名前に残ったのだろう。

トラロープの固定ロープは、張りすぎといえるほど、たくさん張ってある。
いずれも荷重に耐えられないトラロープなので、触るのは最小限にとどめたい。



明神山の山頂に到着。小さな石の祠がある。
ちょっとした岩場を経ての登頂は、やっぱり達成感がある。



眺望は抜群で、七種山塊、笠型山、氷ノ山など兵庫県内の名だたる山々や、天気が良ければ
家島諸島や小豆島まで見渡せるという。
西側直下に少し平らなところがあるので、そこでランチにした。



山頂で見つけた白いツツジ。先ほどの白いツツジより、葉が小さい。
コメツツジなのかな?



明神山の直下はなかなかの急坂だ。
通称・剛力台(剛力の伝説があるわけではなく、愛好会の有力者の名前の一部をとって
関係者が命名しただけ)で河鹿コースを分け、続く分岐でA、Bルートを分ける。
下山は谷筋のBルートをとる。
明神山へ、岩場のリスクもなく、最もたやすく行けるルートだが、植林の単調さがデメリット。



途中のナメは100mほど続く。水量は少ないが、めずらしい地形だ。
渡渉箇所はひとつもない。雨の直後などはスリップしやすい部分もあるが、この日は大丈夫。



ため池の岩尾池で振り返る明神山。
「夢やかた」で休憩たのち、帰途についた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023年4月19日(水)[近江八幡]... | トップ | 2023年4月23日(日)[京都北山]... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事