Mr.Dashのぶろぐ館

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2018年9月3日(月) [比良山系]トビ岩の、知る人ぞ知る絶景を見に行くが、道中は半ば廃道!

2018年09月04日 | 山登りの記録
■メイン写真
トビ岩から見た琵琶湖の絶景

■今回のコース
北小松駅→楊梅滝分岐→滝見台→涼峠→寒風峠→嘉嶺ヶ岳→滝山→トビ岩→北小松駅


北小松駅から北の方角に目をやると、顕著な岩峰が目に入る。
それがトビ岩だ。琵琶湖を望む、すばらしい景色が見られるこの岩に行ってきた。
期待を裏切らない、迫力の展望に大満足したが、倒木の連続で半ば廃道化していたルートと
台風前日の暑さには参った。



北小松駅を出て、ガードをくぐる。
朝から、陽がガンガン照りつける林道歩きはつらかった。



楊梅滝分岐。滝道は今年7月の台風で荒れてしまい、通行止めとなっていた。



だからというわけではないが、尾根道を上がる。汗だくで滝見台に到着。



楊梅滝が遠めに見える。滋賀県最長の滝とされる。
楊梅滝は、雄滝、薬研の滝、雌滝の3段で構成される、合計落差76mの滝だ。

ちなみに、登山口の看板には「ようばいのたき」とルビが振ってある。
そういえば、登山をやり始めた頃は「やまもものたき」と呼びならわしていた。
当時のエアリアマップにも、わざわざ「やまもものたき」とルビが振られていたものだ。



畑の小場で最初の給水タイム。ここは風が流れていて涼しかった。



涼峠。左へ行けばヤケ山へ。この日は右へ、寒風峠をめざす。



オトシと呼ばれる湿地帯近辺は、沢の両側がぬかるんでおり、コケなどが美しい。



なんとなくメルヘン。何度も足を停めてしまう。



寒風峠には、大きなリョウブが倒れてしまっていた。



ここから先、嘉嶺ヶ岳への尾根道は、倒木群との長い闘いである。
本来のルートを見落さないように、倒木をまたいだり、くぐったり、迂回しなければ
ならない。



途中の岩峰からは、雲に頭を隠した武奈ヶ岳と、鶴瓶岳、そして手前の谷間に
ガリバー旅行村が見えた。



嘉嶺ヶ岳直下の林床で見かけたヤマジノホトギス。
嘉嶺ヶ岳は山名表示もなく、展望もないひそやかなピークだった。



滝山へはわずかな距離。オオウラジロノキの実がいっぱい地面に散乱していた。



滝山(703m)。ここも、取り立てて何もないピークだが、暑いこの日には、木陰が嬉しい。



相変わらず倒木がすごい。また、ジョロウグモの巣が数メートルおきに登山道に
かかっていて、木の枝を振り回しながら進むものの、たまに顔に「メリッ」と
かかってくるから始末に負えない。せっかくのマイホームを問答無用で破壊される
ジョロウグモも気の毒なのだが。



時折ルートを見失いそうになりながら下っていく。
分岐はそろそろかなと思ったちょうどそのとき、黄色テープに「とび岩」と
書かれているのを見つけた。読み通りの場所でニンマリ。

荒れ気味のトラバース道を進んで行く。牛山の南側を巻く感じだ。
案外、踏み跡はしっかりしていて、迷うほどではない。



支尾根に出て、そこを一気に下る。キノコを観察する余裕も出てくる。



そして、ついにたどり着いたトビ岩。
その名の通り、上空をトンビが何羽も滑空・旋回している。
垂直に切り立った岩の上に立ち、青く輝く琵琶湖を見下ろす。



南に白鬚神社が見える!
北側は打見山も見えた。



小動物がモミの実(モミボックリ)を食した跡をみつけた。
リスかな? 案外鳥類ということも。



さきほどの分岐に戻る途中、モミの古木に寄り道。
枝ぶりがすこぶるよかった。



シロオニタケ。



これは、、、ホウキタケかなぁ。
朽ち木に生えているから、ちょっと色が濃い気がするけどヤマブシタケの若いのかなぁ。
キノコにはお手上げだ。誰か教えて!



最後の方まで倒木に悩まされながら、下山。駅まであと少しというところで、
トビ岩を振り仰いだ。


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