
■メイン写真
五番関の女人結界門
■今回のコース
龍泉寺→かりがね橋→大原山→岩屋峰→大天井ヶ岳→五番関→五番関トンネル登山口
M社の登山ツアーで、大峰山系の大天井ヶ岳を土曜、日曜と続けてガイドしてきた。
土曜日は、今にも雨が降り出しそうな重い雲がかかる日。しかし、下山目前の14:00頃
まで天気は持ちこたえてくれた。
日曜日は朝までけっこうな雨が降っていた。歩き始める時間には雨は上がったが、
やはり14:00頃からは雨となった。
両日とも、樹林にの陰にも助けられて、レインウェアを着なくて済んだのはラッキーだった。
(今回の写真は、土曜、日曜のものが混在しています)

龍泉寺が今回の起点。龍泉寺は、真言宗修験(当山派)総本山醍醐寺の大本山という
修験道のメインとなる寺のひとつだ。

朝から滝行に励む人々を見ながら境内を抜け、遊歩道に入る。
ほどなく、天川村最大の吊橋である、かりがね橋(全長120m、高さ50m)を渡る。

橋の上からは、洞川温泉街の集落が眼下に広がる。

展望台を過ぎ、ジグザグに坂を上がっていく。五代松鍾乳洞の入口が向こうの山に見える。
洞川には鍾乳洞が多い。

尾根道に出ると、洞川キャンプ場イベントでもやっているのか、大音量の音楽が
聴こえてきた。仕方ないとはいえ、大峰の雰囲気に全く合わない。
涼しい風が心地いい。さすが洞川は「関西の軽井沢」といわれるだけある。
大峰奥駈道から外れたルートであるため、道標は完備されているとはいえない。

最初の急坂を終え、岩屋峰のピークからは、山上ヶ岳が顔を現す。
ここで昼食タイム。立ち止まると虫がうるさくつきまとってくる。
虫除けスプレーが活躍するが、やはり少し蚊に刺された。

しばらくおだやかな稜線歩きとなるが、やがてふたたび厳しい登りが出てくる。

大峰らしい石灰岩がごろごろしている。

大天井ヶ岳の山頂直下は、右手が自然林に変わる。神秘的な霧の中、ブナが神々しい。

急登に足が悲鳴を上げ始めるころ、大天井ヶ岳の山頂に突き上げる。
少し樹林が開けており、カエデやブナが三角点を囲んでいる。
展望はないが、なんとも心落ち着く場所だ。

五番関へ向かう途中に、根っこが複雑に絡まった巨樹が左手に見える。
登山道を10mばかり外れて、樹を観に行く。ヒノキを中心に何種類かの樹木が
絡まって一体化している。元々の樹は既に枯れてなくなり、今ある根っこが
浮き上がるようにお互いを支え合っている。

続いて、ミズナラの巨樹。

急坂を下り、五番関に出る。女人禁制の山上ヶ岳への結界門が立つ。

最後はまたまた急坂。トンネル登山口へ下る。
トンネル登山口では、ともちゃんがクルマを回して待ってくれていた。
下山後は洞川温泉センターで入浴。汗だくの身体も、サラサラの泉質でスッキリサッパリ。
やっぱり登山の後には温泉がいい。
五番関の女人結界門
■今回のコース
龍泉寺→かりがね橋→大原山→岩屋峰→大天井ヶ岳→五番関→五番関トンネル登山口
M社の登山ツアーで、大峰山系の大天井ヶ岳を土曜、日曜と続けてガイドしてきた。
土曜日は、今にも雨が降り出しそうな重い雲がかかる日。しかし、下山目前の14:00頃
まで天気は持ちこたえてくれた。
日曜日は朝までけっこうな雨が降っていた。歩き始める時間には雨は上がったが、
やはり14:00頃からは雨となった。
両日とも、樹林にの陰にも助けられて、レインウェアを着なくて済んだのはラッキーだった。
(今回の写真は、土曜、日曜のものが混在しています)

龍泉寺が今回の起点。龍泉寺は、真言宗修験(当山派)総本山醍醐寺の大本山という
修験道のメインとなる寺のひとつだ。

朝から滝行に励む人々を見ながら境内を抜け、遊歩道に入る。
ほどなく、天川村最大の吊橋である、かりがね橋(全長120m、高さ50m)を渡る。

橋の上からは、洞川温泉街の集落が眼下に広がる。

展望台を過ぎ、ジグザグに坂を上がっていく。五代松鍾乳洞の入口が向こうの山に見える。
洞川には鍾乳洞が多い。

尾根道に出ると、洞川キャンプ場イベントでもやっているのか、大音量の音楽が
聴こえてきた。仕方ないとはいえ、大峰の雰囲気に全く合わない。
涼しい風が心地いい。さすが洞川は「関西の軽井沢」といわれるだけある。
大峰奥駈道から外れたルートであるため、道標は完備されているとはいえない。

最初の急坂を終え、岩屋峰のピークからは、山上ヶ岳が顔を現す。
ここで昼食タイム。立ち止まると虫がうるさくつきまとってくる。
虫除けスプレーが活躍するが、やはり少し蚊に刺された。

しばらくおだやかな稜線歩きとなるが、やがてふたたび厳しい登りが出てくる。

大峰らしい石灰岩がごろごろしている。

大天井ヶ岳の山頂直下は、右手が自然林に変わる。神秘的な霧の中、ブナが神々しい。

急登に足が悲鳴を上げ始めるころ、大天井ヶ岳の山頂に突き上げる。
少し樹林が開けており、カエデやブナが三角点を囲んでいる。
展望はないが、なんとも心落ち着く場所だ。

五番関へ向かう途中に、根っこが複雑に絡まった巨樹が左手に見える。
登山道を10mばかり外れて、樹を観に行く。ヒノキを中心に何種類かの樹木が
絡まって一体化している。元々の樹は既に枯れてなくなり、今ある根っこが
浮き上がるようにお互いを支え合っている。

続いて、ミズナラの巨樹。

急坂を下り、五番関に出る。女人禁制の山上ヶ岳への結界門が立つ。

最後はまたまた急坂。トンネル登山口へ下る。
トンネル登山口では、ともちゃんがクルマを回して待ってくれていた。
下山後は洞川温泉センターで入浴。汗だくの身体も、サラサラの泉質でスッキリサッパリ。
やっぱり登山の後には温泉がいい。