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2019年 真夏の四国ツーリング④

2019-09-19 | ツーリング(近畿・四国・中国)
2019年9月10日(火)

四国ツーリング4日目。

現在地は宇和島。

ツーリングも折り返し地点になってきた。

今日の天気は概ね晴れ。

ツーリング中はずっと汗だくだったが、今日も暑くなるだろうか。

この日の行程は、四国カルスト→石鎚山スカイライン→UFOライン→東洋のマチュピチュ→高松のルート。

自分に取っては走り甲斐のあるコース。

主に山道を走るため、ストライカーは高速で一路高松を目指すこととなった。

朝食前に出発準備をしておく。

準備もバッチリ。

山裾からの朝日を望む。

朝食前にホテルの周りを少し歩いてみた。

まだ7時前だが、通勤のクルマがせわしなく走っている。

こちらはホテルイシバシ。

宇和島道路と道の駅方面。

これから向かう、四国カルスト方面。

あれ。

奥の厚い雲が気になるのだが。。。

カルストは山の天気なので、行ってみないと晴れているか分からない。

先ずは朝食。

シンプルでこの位がちょうどイイ。

食べたあとは、歯磨きとトイレを済ませ、早々に出発する。

ストライカーの高松入りは早そうだが、こちらは19時ごろの予定なため、なる早で先に出発しておく。

7時40分 宿を出発。

先ずは、R320→R197で東に向かう。

とても走りやすい道で順調に進む。

途中に道の駅が2箇所あり、どちらかに寄る予定だったが、ここまで快走だったので、そのままカルストを目指した。

途中で R440に入る。

カルストへのルートはいくつかあり、ナビが直前まで別ルートを示していたので、間違えそうになった。

R440から県道304号に入る。

ここから、いよいよ道幅が細くなる。

まぁこのくらいなら大した事ないか。

昨日の酷道に比べると。。。(^_^;)

県道304号から県道48号に入る。

あの辺りがカルストかな。

天狗高原のゲート。

あと2km。

この先で道路工事があり、少し通行待ちとなる。

その間、警備員のおっちゃんと色々会話した。

パチンコで大勝ちした話しや、うなぎを釣った写メなども見せてもらい面白かった。

高度が上がると、見晴らしがイイ。

9時 ようやくカルストに到着かな。

先ずは天狗高原のマップ。

現在地はここ。

よく分からん。(^_^;)

道なりに進んでみる。

天空の道って感じ。

雲がとても近い。

山の天気を心配していたが、晴れて良かった。

こんなところに牛がいた。

放牧しているようだ。

記念に1枚。(^_^)

こういう感じもイイ。

この辺りに天狗高原の展望台があるようだったが、パスして先に進んでみる。

石灰岩が露出するエリアを通過。

四国カルストに到着だ。(^_^)

ちょっと脇に停めて、下を覗いてみる。

高度があるなぁ。

周囲にウシもたくさんいた。

県道383の標識。

そういや、ここは高知県だった。

あ、雲行きが。。。

山の天気は変わりやすい。

そういや、警備員のおっちゃんも昨日はいきなり雨が降ったと言っていた。

晴れていたら見晴らしが良さそう何だが。

また停めて、辺りを撮影。

雲がなけりゃ、イイ景色だろうなぁ。

晴れるまで待っても良かったが、宿入りが遅くなってしまう。

姫鶴平(めづるだいら)方面に進んでみる。

少し晴れ間も見えるんだが。。。

汗も引いてスガスガしい気分。

左手に牛舎が見えてきた。

ここから愛媛県に入る。

四国カルストは県境でもあるのか。

県道383号線の起点。

少し晴れて来たかな。

他のツーリング中のバイク。

メットの頭にカメラを着けて撮影中。

さっきはドローンを使っているライダーもいた。

ここは画になるからなぁ。(^_^)

風力発電の巨大な風車。

あの辺りが姫鶴平かな。

まだ9時過ぎだが、早くから来ているバイクを数台見掛けた。

姫鶴平に行ってみる。

左手は姫鶴平のキャンプ場。

そこそこの数のテントが張られていた。

夜に満天の星空を見るのもイイなぁ。

9時30分 姫鶴平の駐車場に到着。

四国カルストに来れて良かった。(^_^)

姫鶴平からの景色。

これから向かう石鎚山は遥か向こうの山。

時間があればケヤキ平にも行ってみたかった。

ケヤキ平はあっちの方向かな。

あの辺りは石灰岩が多い。

サクッと見に行っても良かったかな。

ここからは県道383号→県道36号→R440で北上する。

9時35分 四国カルストを出発。

県道36号からR440に入る。

クルマも少ないので、少しペースを上げる。

道幅も広くとても走りやすい。

反対車線から、ツーリングの団体とすれ違う。

これから四国カルストに向かうのかな。

10時20分 道の駅みかわでトイレ休憩。

現在地のマップ。

ここで次のルートをセッティング。

また細い道で石鎚山方面を目指す。

ここからは県道212号→県道12号→町道瓶ヶ森線→UFOライン→R194→R11となる。

先ずは県道212号を走る。

走りやすい道で良かった。

しばらくすると、前方を走る男女2台のバイクに追い付く。

先に行けとばかりに左に避けてくれるが、カーブなどでタイミングが悪く、しばらくは3台で走る。

結構早いペースだったので、ムリして抜くこともないと思い、ずっとケツモチをしていた。

しばらくして、彼らはふるさとの駅に寄って行かれたので、また単独走行となる。

石鎚と書かれた大きな鳥居をくぐる。

この辺りから上り調子の道となる。

地図では石鎚山スカイラインとなっている。

しばらく走ると片道通行の信号待ちでSTOP。

景色がキレイだなぁ~と撮影していたら、後ろからスクーターがやって来た。

信号が青になると、こちらが先に出る。

結構ついて来るので、少し本気モードで引き離してみた。

するとまた片道通行の信号待ちでSTOP。

また追い付かれる。

青になると、また引き離す。。。

さっきのバイク2台の気持ちが何だか分かるような気がした。

11時15分 山小屋のある広場に出る。

ここは石鎚山登山口のベースになる場所かな。

あ、さっきのスクーターが追い付いて来た。

細い道はスクーターが有利なのかも。

町道瓶ヶ森線をさらに進んで行く。

少し視界が広がって来た。

カーブを曲がる度に高度も上がって行く。

あの山は何だろう。

クルマと数台すれ違ったが、走りやすい道だ。

更に高度が上がる。

ちょっと降りて撮影。

↑こういう感じが好き。(^_^)

さっきの気になる山と。。。

雲と同じ高さだ。

瓶ヶ森へのハイキング案内。

40分で登れるなら、行ってみたかった。

この先に吉野川の源流もある。

11時30分 ここからUFOラインに入る。

ここは最近まで、TOYOTAのCMでやっていた道。

CMを見てて、どこだろうと思っていた。

UFOラインの当て字は、雄峰ラインから来るらしい。

景色がとてもイイ。

結構遠くまでUFOラインが続いている。


この辺りがCMでやっていた道かな。

見晴らしが良く、他のバイクもあちこちで撮影していた。

UFOライン。イイ道だった。

この後は山を下山し西条市に出る。

ここまで、休憩を少なくし、ハイペースだったので、予定した時間がだいぶ短くなった。

R194に出るには、ロングなくねくね道を下山する。

スピードは上がらないのでマイペースで。

対向車線には、バイクが何台も上がって来る。

自分が通って来た方向より、彼らの方向の方がUFOラインは楽しめるかも。。。

くねくね道をようやく下り終え、R194に合流。

広くてとても走りやすい。

しばらくして、松山自動車道の下を通過。

イイ、ペースだ。(^_^)

13時 R11に出たところでガソリンを給油。

宇和島から220kmほど走っていたので、ちょっと心配だった。

ここから、高速に乗って高松の宿に行くか、東洋のマチュピチュに行くか悩んだが、後者に行ってみることにした。

13時30分 県道47号で、東平(とうなる)への分岐に到着。

ここから、また細い山道に入る。

ブラインドカーブが多い道を通り抜け。。。

13時40分 東平の駐車場に到着。

ここに東洋のマチュピチュがある。

早速、遺跡を探検。

インクライン跡と書かれた220段の階段が目についた。

どうやら、目的の遺跡はこの下にあるようだ。

220段の階段を降りるということは、また登るということ。。。

汗だくは必須だな。。。(>_<)

220段下ってみると、目の前には何かの遺跡。

まだ東洋のマチュピチュと呼ばれる場所が、何の跡地なのか分かっていなかった。

ここは銅の採掘場として283年間も採掘された場所。

昭和43年には休止となり、今はその遺跡として残しているらしい。

昭和43年頃の東平。

現在の東平。

当時は5000人もの人が住んでいたらしい。

ここは共同の炊事場。

似たような遺跡を、佐渡島の金山でも見た事がある。

遺跡巡りは大好きだ。

これは何の設備だろう。

ひとつ上の段に上がってみる。

貯鉱庫跡。

え。マムシがいるの?

全く気にせず歩いていた。

一番上の段まで戻り、上から覗いてみた。

へ~、こうなっているのか。

採掘しと銅を港まで運ぶのに、以前は牛車で運んでいたのを、鉄道を引いて運ぶようにしたらしい。

山岳鉄道が通った路線を、実物の山とラインを描いた線で合わせてみる。

う~ん、カメラだと合いにくい。

また、ズレた。
汽車が空を飛んでいる。

まぁ、あの辺りを通っていたのは分かった。

新居浜の街が遠くに見える。

あそこまで運ぶのに他にも大胆な手法があったらしい。

別の角度から見てみる。

マチュピチュっぽく見える景色。

今は緑で覆われているが、以前は炭鉱施設や住居なども沢山あった。

近くに歴史資料館があったので、ちょっと入ってみる。

銅に関するものが展示されている。

こちらは色んな鋳物。

銅製品は今でも色々使われている。

重さ30kgの荷物を背負ってみる。

う、確かに重い。。。(>_<)

これまでの歴史をムービーでも上映していた。

これは分かりやすい。

当時の東平の様子を銅板で描いていた。

病院や学校、社宅など生活に必要な施設などがみられる。

東平の案内図。

まだまだ他にも見所があるようだが、ここに来ることが出来たので、これで満足。

これから高松に向かうこととした。

新居浜ICから、高松自動車道に乗る。

左手に海を見ながら高速走行。

ここまで、くねくねした道を多く走り、体力も使ったので、高速は楽チンでとても気持ちがイイ。

川之江JCTを通過。

15時 豊浜SAに到着。

また暑さがぶり返している。

予定していた時間より、かなり短縮出来た。

そのあとは津田寒川ICで高松道を降り、宿の近くまで来た。

15時45分 本日の宿に到着。

良かった~、早く着けた。(^_^)

先に着いたストライカーが、何故かニコニコしてお出迎え。

もう飲んでいる。

本日の宿はクアパーク津田。

国民宿舎だ。

宿の向こうには津田の松原。

少し浜辺を見てみる。

イイところだ。(^_^)

部屋はオーシャンビュー。

喉もカラカラだったので、先ずは一杯。

これまで、いつも夕方に宿入りしていたが、早い時間だとまったり出来るのが嬉しい。

窓からの景色。

遠くに小豆島も見える。

1階のテラスで黄昏るストライカー。

穏やかな瀬戸内海は見ていると気持ちが落ち着く。

そろそろ汗を流してくるかな。

お風呂に入ってサッパリする。

誰もいなかったので、ちょっと撮影。

夕日は見えなかったが、もう黄昏時。

18時 夕食の時間だ。

お客さんはまだ誰もいない。

先ずはいつもの乾杯。(^_^)

こちらが夕食。

美味しそう~。

レストランの入り口に骨付鶏の写真があったので、別に注文してみた。

これも美味しそう。(^_^)

骨付鶏は高松の名物らしい。

美味しかった。

最後に讃岐うどん。

高松と言えば讃岐。

うどん巡りをしたかったなぁ。(^_^;)

食後は疲れもだいぶ溜まっていたため、早々に就寝した。

一番の見所の四国カルストやUFOラインなどが楽しめてイイ1日だった。

4日目の走行距離は 377km だった。

明日は徳島までのラストランとなる。

- Danke -