ファン・マヌエル・マルケス対ジムレックス・ハカ(2006/11/25)

WBO暫定フェザー級タイトルマッチ

当初10月21日のダニエル・ポンセ・デ・レオン選手らが出場した興行MexicanGloryのメインとして予定されていたカードですが、フィリピン人サウスポーの挑戦者ハカ選手(Jimrex Jaca)のビサが下りないという事態で急遽延期になっていた一戦です。
試合はチャンピオンのマルケス選手(Juan Manuel Marquez)が9回に見事なコンビーネーションでハカ選手を沈め10カウントを聞かせタイトル防衛に成功しています。

5回に偶然のバッティングでマルケス選手が額をカット。
8回にも再びバッティングで流血しこの回2度のドクターチェックが入るとポイントで劣勢のハカ選手が猛然と前に出てきましたがマルケス選手も勇敢に迎え撃ち9回のKO劇につなげています。


マルケス選手は46勝(35KO)3敗1分。ハカ選手は27勝(12KO)2敗1分。

12月9日に防衛戦が予定されているWBO正規王者スコット・ハリソン選手との統一戦か、あるいはパッキャオ選手との再戦か。
同国人のバレラ選手、全KOのバレロ選手など実力者人気者が揃っているこのクラス(Fe、SFe)。
もう若くはないマルケス選手にはビッグマッチへの出場が望まれます。

Marquez KOs Jaca, stays course for Pacquiao rematch
マルケス、ハカに９回ＫＯ勝ち ＷＢＯ暫定戦