WBFヘビー級タイトルマッチ
4度世界ヘビー級王座に就いた生きる伝説、48歳のイベンダー・ホリフィールド選手(Evander Holyfield)が保持するマイナー王座WBFタイトルの防衛戦に臨みましたが、シャーマン・ウィリアムス選手(Sherman Williams)との12回戦は冴えない3回ノーコンテストに終わっています。(体格比較)
48歳には見えないシェイプされた肉体、独特の前後への小さなステップとフェイトなど、昔と何一つ変わっていないように見えたホリフィールド選手の立ち上がり。左ジャブを突いて距離を測定しながら左フックを狙う、これまた以前の通りのボクシングを展開していきます。
パンチの的確性が低いものの問題ないように見えた初回の流れだったのですが、威力と正確性に欠けるホリフィールド選手の攻撃に対して小柄なウィリアムス選手が思い切って振ってくる左右フックがやや優位に立ったように見えた2回。
この2回終了間際に偶然のバッティングでホリフィールド選手の左まぶたがカットされたことも影響したのか、3回に入るとウィリアムス選手リードの流れがより鮮明になります。
ウィリアムス選手の右フックを避け損なって足元を揺らす場面もあった3回のホリフィールド選手。
このラウンド終了後にカットによる続行不能と判断された末のノーコンテストという結果は、ホリフィールド選手にとっては劣勢を強いられていた状況下でのラッキーな裁定に映りました。
3回終了までの公式のジャッジは3者ともに29-28ウィリアムス。
ホリフィールド選手は43勝(28KO)10敗2分。ウィリアムス選手は34勝(19KO)11敗2分。
ニュース動画(ESPN)
Evander Holyfield's fight stopped in 3rd
Evander Holyfield-Sherman Williams Ends in No-Contest(BoxingScene)
Head Butt Causes Evander Holyfield-Sherman Williams 'No-Contest' (Lem Satterfield/FanHouse)
Holyfield Lucks Out!(BraggingRightsCorner/Tom Donelson)
48 Year Old Evander Holyfield: “I took care of myself”(SecondsOut)
Evander Holyfield vs Sherman Williams: How Did Holyfield Escape A Sure Loss? (Tom Kinslow/Bleacher Report)
イベンダー・ホリフィールド対フランソワ・ボタ(2010/04/10)
ニコライ・ワルーエフ対イベンダー・ホリフィールド(2008/12/20)
スルタン・イブラギモフ対イベンダー・ホリフィールド(2007/10/13)
イベンダー・ホリフィールド対ルー・サバリース(2007/06/30)
イベンダー・ホリフィールド対ビニー・マダロン(2007/03/17)
イベンダー・ホリフィールド対フレス・オケンド(2006/11/10)
イベンダー・ホリフィールド対ジョージ・フォアマン(1991/04/19)
ドワイト・モハメド・カウイ対イベンダー・ホリフィールド(1986/07/12)
4度世界ヘビー級王座に就いた生きる伝説、48歳のイベンダー・ホリフィールド選手(Evander Holyfield)が保持するマイナー王座WBFタイトルの防衛戦に臨みましたが、シャーマン・ウィリアムス選手(Sherman Williams)との12回戦は冴えない3回ノーコンテストに終わっています。(体格比較)
48歳には見えないシェイプされた肉体、独特の前後への小さなステップとフェイトなど、昔と何一つ変わっていないように見えたホリフィールド選手の立ち上がり。左ジャブを突いて距離を測定しながら左フックを狙う、これまた以前の通りのボクシングを展開していきます。
パンチの的確性が低いものの問題ないように見えた初回の流れだったのですが、威力と正確性に欠けるホリフィールド選手の攻撃に対して小柄なウィリアムス選手が思い切って振ってくる左右フックがやや優位に立ったように見えた2回。
この2回終了間際に偶然のバッティングでホリフィールド選手の左まぶたがカットされたことも影響したのか、3回に入るとウィリアムス選手リードの流れがより鮮明になります。
ウィリアムス選手の右フックを避け損なって足元を揺らす場面もあった3回のホリフィールド選手。
このラウンド終了後にカットによる続行不能と判断された末のノーコンテストという結果は、ホリフィールド選手にとっては劣勢を強いられていた状況下でのラッキーな裁定に映りました。
3回終了までの公式のジャッジは3者ともに29-28ウィリアムス。
ホリフィールド選手は43勝(28KO)10敗2分。ウィリアムス選手は34勝(19KO)11敗2分。
ニュース動画(ESPN)
Evander Holyfield's fight stopped in 3rd
Evander Holyfield-Sherman Williams Ends in No-Contest(BoxingScene)
Head Butt Causes Evander Holyfield-Sherman Williams 'No-Contest' (Lem Satterfield/FanHouse)
Holyfield Lucks Out!(BraggingRightsCorner/Tom Donelson)
48 Year Old Evander Holyfield: “I took care of myself”(SecondsOut)
Evander Holyfield vs Sherman Williams: How Did Holyfield Escape A Sure Loss? (Tom Kinslow/Bleacher Report)
イベンダー・ホリフィールド対フランソワ・ボタ(2010/04/10)
ニコライ・ワルーエフ対イベンダー・ホリフィールド(2008/12/20)
スルタン・イブラギモフ対イベンダー・ホリフィールド(2007/10/13)
イベンダー・ホリフィールド対ルー・サバリース(2007/06/30)
イベンダー・ホリフィールド対ビニー・マダロン(2007/03/17)
イベンダー・ホリフィールド対フレス・オケンド(2006/11/10)
イベンダー・ホリフィールド対ジョージ・フォアマン(1991/04/19)
ドワイト・モハメド・カウイ対イベンダー・ホリフィールド(1986/07/12)
、金銭的事情により、リングに上がらざるを得ないのでしょうね。
見た目の体は４０台後半であってもウェートトレーニングで維持できるのでしょうけど、ボクシングに必要な、反射神経、足の踏ん張りはとうの昔に失っていると思います。
過去の激戦のダメージを考えると、これ以上ダメージを蓄積せずに引退して欲しいです。
金の問題なんかも確かにあるんでしょうが、この歳までリングに上がり続ける本当の理由は、まだまだ戦士としての魂を失っていないから、なんじゃないかと私には思えます。
クルーザー級時代からハードな戦いの連続でこんなに長持ちする選手だとは到底思えなかったんですけどねぇ。ボウとの試合やモーラーと最初にやった試合では完全に燃え尽きた、終わったように見えたものでしたが、わからんもんです。
個人的には納得のいくまでとことこんキャリアを全うして欲しいと思ってます。