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ジェームス・カークランド対デニス・シャープ(2011/06/24)

2011-06-25 23:18:02 | ボクシング

ミドル級8回戦

ジェームス・カークランド選手(James Kirkland)が4月に喫したプロ初黒星からの再起戦のリングに登場。ベテランのデニス・シャープ選手(Dennis Sharpe)との8回戦に初回ノックアウトで勝利して再スタートを切った一戦でした。(体格比較)

4月に日本の石田順裕選手相手にまさかの初回TKO負けを喫して収監による長期ブランクからの再起ロードにいきなりつまづいてしまったカークランド選手。ブランク前にずっと二人三脚で歩んでいたアン・ウォルフさんと再び組んで臨んだ仕切り直しの一戦にまずは快勝しています。
いつも通りのスタートから一気に倒しにかかる突貫攻撃スタイルでシャープ選手に襲いかかったカークランド選手。いつも以上に気合が入った様子に見えたのは気のせいだけではなかったはずです。
シャープ選手も石田選手の快挙を再びという意気込みは見える戦いぶりで、相変わらず攻撃オンリーで出るカークランド選手をヒヤリとさせるタイミングでパンチを決める場面も再三あったのですが、カークランド選手の左ストレートをボディへ決められてノックダウンを喫し、再び同じパンチをみぞおちに決められて10カウントを聞かされています。


再起以降、アン・ウォルフさんの姿が見えなかったのが気になっていたのですが、Boxingsceneの記事でreuniteとの記載あるので一度はコンビ解消していた模様(事情はよくわかりませんが)。
再び元通りに戻ったこの日が、本当の再スタートだったのかもしれません。
超攻撃偏重スタイルで防御がお留守、ってのは昔からのカークランド選手のスタイル。そのスタイルを貫き続けながら体力と身体のパワーに磨きをかけてトップ戦線の一角に食い込んでいったブランク前のカークランド選手。その頃の状態に戻すには焦らずに時間をかけることが必要なように個人的には感じます。この日のような格下相手の試合を地道にどんどんこなして徐々に戻していって欲しいものです。

カークランド選手は28勝(25KO)1敗。シャープ選手は17勝(5KO)8敗3分。




James Kirkland, Brian Vera Score KO Wins in Texas(Edward Chaykovsky/BoxingScen)
Kirkland, Vera stop foes(Jeff Zimmerman/Fightnews)
Texas Stars Cowboy Up: Vera and Kirkland Shine(Cliff Rold/BoxingScene)

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