スーパーウェルター級10回戦
25歳の比国人ホープ、マーク・メリガン選手(Mark Jason Melligen)がアルゼンチンのベテラン、セバスチャン・ルハン選手(Sebastian Andres Lujan)と対戦した一戦は米国テキサス州で行われ、ルハン選手が9回TKOで勝利した一戦でした。
体格で勝るサウスポーのメリガン選手が左ストレートで相手を突き放していきたいのですがルハン選手のしぶといプレッシャーに晒されてやりにくそうにしていた立ち上がり。
とは言うもののメリガン選手の左ストレートや相手に入られてからも左アッパーや右フックのボディブローなどで比国人がペースは掌握していた序盤戦の流れ。
2回や3回にはメリガン選手の強烈なボディブローでルハン選手の動きが止まる場面も再三あって、試合8日前に急遽出場が決まったというルハン選手の落城はそう遠くないと思わせたペースでした。
しかしルハン選手のしぶといプレッシャーとガッツは見事なものでした。メリガン選手の強いボディで効かされると、よりプレスを強めて細かい左右を集めていきます。4回にはメリガン選手をロープに詰めて右ストレートや左フックを決める場面を演出して試合のペースを徐々に引き寄せて行きました。
そして6回にショートの右ストレートでノックダウンを奪います。
このノックダウンで完全に勢いづいたルハン選手で、以降左アッパーなどでなんとか踏みとどまろうとするメリガン選手を、7回、8回と1度ずつダウンを追加し、9回にこの試合4度目のダウンを奪った場面でのストップでした。
CompuBox Stats: Sebastian Lujan Throws Heavy Numbers
ルハン選手は38勝(24KO)5敗2分。メリガン選手は21勝(14KO)3敗。
Lujan KOs Melligen in 9th(Fightnews)
Sebastian Lujan Knocks Mark Melligen Silly, Bey Wins(Chris LaBate/BoxingScene)
LUJAN SENDS MELLIGEN TO THE CANVAS 4 TIMES EN ROUTE TO A 9TH ROUND STOPPAGE(Dong Secuya/PhilBoxing)
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