NABO・USBAスーパーライト級タイトルマッチ
HBOのトリプルヘッダーの2番手に登場したのは強打のサウスポーNABO王者のビクトル・オルティス選手(Victor Ortiz)。ギリシアの実力者マイク・アルヌーティス選手(Mike Arnaoutis)と激突した注目の12回戦は、オルティス選手が素晴らしい能力を見せ付ける2回ストップ勝ちの完勝でNABO王座の防衛に成功すると共に、空位のUSBAタイトルを獲得した一戦でした。(体格比較)
オルティス選手のパーフェクトなパフォーマンスでした。ギリシアの実力者アルヌーティス選手ですが22歳の新鋭がじりじりと掛けるプレスに手が出ません。
蛇に睨まれた蛙と言っては実力者に対して失礼でしょうか。
しかしオルティス選手の隙の無い構え、確実にアルヌーティス選手を追い詰めるプレス、余裕と落ち着きを感じさせながら機を見て打ち込む鋭くパワフルなオルティス選手の攻撃にアルヌーティス選手は立ち上がりから完全に飲まれていたように見えました。
2回に素晴らしい左ストレートをカウンターで決めてチャンスを掴んだオルティス選手。コーナーに詰まったギリシア人に鋭い連打を集めてレフェリーのストップを呼び込む完勝でした。
現在のオルティス選手の力ならば高い実力を備えるアルヌーティス選手も問題なく退けるだろう、と予想していました。しかしこれほどまでの完璧な内容での勝利ってのは予想以上でした。既に世界王者級の力は備えている22歳の今後に要注目です。
オルティス選手は24勝(19KO)1敗1分。アルヌーティス選手は21勝(10KO)3敗2分。
試合動画(dailymotion)
Kirkland stops Julio!(David Robinett,Fightnews)
James Kirkland and Victor Ortiz Shine on B.A.D. Stage(Cliff Rold,Boxing Scene)
HBO Show Disappointment for Fans(Paul Strauss,EastsideBoxing)
Kirkland and Ortiz win big(Doug Fischer,The Ring)
写真
Photos: Kirkland-Julio, Ortiz-Arnaoutis, Guerrero-Yordan(Boxig Scene)
Full Report: Kirkland-Julio!(Fightnews)
Ringside Report 03.09.09: Kirkland and Ortiz Win by Knockouts(Ramon Aranda,411mania)
ビクトル・オルティス対ジェフリー・レスト(2008/12/06)
ビクトル・オルティス対ロベルト・アリエタ(2008/09/13)
ビクトル・オルティス対ダリオ・エサラス(2008/05/03)
ビクトル・オルティス対カルロス・マウサ(2007/11/10)
ビクオル・オルティス対エマニュエル・クロッティ(2007/08/30)
ビクトル・オルティス対マキシミノ・クエバス(2007/06/29)
マイク・アルヌーティス対レイナード・タイナー(2008/05/09)
マイク・アルヌーティス対ケンドール・ホルト(2007/04/20)
マイク・アルヌーティス対リカルド・トーレス(2006/11/18)
HBOのトリプルヘッダーの2番手に登場したのは強打のサウスポーNABO王者のビクトル・オルティス選手(Victor Ortiz)。ギリシアの実力者マイク・アルヌーティス選手(Mike Arnaoutis)と激突した注目の12回戦は、オルティス選手が素晴らしい能力を見せ付ける2回ストップ勝ちの完勝でNABO王座の防衛に成功すると共に、空位のUSBAタイトルを獲得した一戦でした。(体格比較)
オルティス選手のパーフェクトなパフォーマンスでした。ギリシアの実力者アルヌーティス選手ですが22歳の新鋭がじりじりと掛けるプレスに手が出ません。
蛇に睨まれた蛙と言っては実力者に対して失礼でしょうか。
しかしオルティス選手の隙の無い構え、確実にアルヌーティス選手を追い詰めるプレス、余裕と落ち着きを感じさせながら機を見て打ち込む鋭くパワフルなオルティス選手の攻撃にアルヌーティス選手は立ち上がりから完全に飲まれていたように見えました。
2回に素晴らしい左ストレートをカウンターで決めてチャンスを掴んだオルティス選手。コーナーに詰まったギリシア人に鋭い連打を集めてレフェリーのストップを呼び込む完勝でした。
現在のオルティス選手の力ならば高い実力を備えるアルヌーティス選手も問題なく退けるだろう、と予想していました。しかしこれほどまでの完璧な内容での勝利ってのは予想以上でした。既に世界王者級の力は備えている22歳の今後に要注目です。
オルティス選手は24勝(19KO)1敗1分。アルヌーティス選手は21勝(10KO)3敗2分。
試合動画(dailymotion)
Kirkland stops Julio!(David Robinett,Fightnews)
James Kirkland and Victor Ortiz Shine on B.A.D. Stage(Cliff Rold,Boxing Scene)
HBO Show Disappointment for Fans(Paul Strauss,EastsideBoxing)
Kirkland and Ortiz win big(Doug Fischer,The Ring)
写真
Photos: Kirkland-Julio, Ortiz-Arnaoutis, Guerrero-Yordan(Boxig Scene)
Full Report: Kirkland-Julio!(Fightnews)
Ringside Report 03.09.09: Kirkland and Ortiz Win by Knockouts(Ramon Aranda,411mania)
ビクトル・オルティス対ジェフリー・レスト(2008/12/06)
ビクトル・オルティス対ロベルト・アリエタ(2008/09/13)
ビクトル・オルティス対ダリオ・エサラス(2008/05/03)
ビクトル・オルティス対カルロス・マウサ(2007/11/10)
ビクオル・オルティス対エマニュエル・クロッティ(2007/08/30)
ビクトル・オルティス対マキシミノ・クエバス(2007/06/29)
マイク・アルヌーティス対レイナード・タイナー(2008/05/09)
マイク・アルヌーティス対ケンドール・ホルト(2007/04/20)
マイク・アルヌーティス対リカルド・トーレス(2006/11/18)
この二人の相性からしてオルティス選手が勝つとは思っていましたが、ここまで圧倒的に勝つとは思いませんでした。
オルティス選手はおそらく右利きのサウスポーだと思われますが、左のパンチでのKOが多いところがいいですね。
オルティスは凄い選手になりつつあるのかもしれません。マウサを一発で吹っ飛ばした、あの試合と同じような形での完全勝利でした(ダウンはありませんでしたが)
アルヌーティス相手にこの勝ち方をできる選手って、世界王者を含めて誰もいないと思います。
かなりの衝撃を受けた試合でした。
前々回のダウンと、アルヌーティスの左ストレートは以外にのびるなという印象もあり、もしかしたら負けもあるかと思って見ていた試合だったんですが、こんなにあっさり勝ってしまうとは予想できなかったです
簡単な相手でないアルヌーティスを簡単に倒したオルティスに期待せずにはいられません。はやく世界戦がみたいです。
後、カークランドのタフさにもびっくりでした。
ウランゴは前戦の出来が良かったので怖さはありますが、今やればオルティス選手がはっきりと有利だと思います。
ブラッドリーやホルトとやっても勝てると思います。ちと自分で言ってて言いすぎなきもするんですがwそう思わせるだけのインパクトのある勝利でした。
>noraさん
HBOのマックス・ケラーマンがトリニダード選手が世界を獲った時のセンセーショナルな2回TKO勝ちの例を挙げてこの日のオルティス選手のパフォーマンスを称えてましたね。
本当にかつてのトリニダードのような全ボクシング界を代表する選手になってしまうのかもしれません。
個人的にはホルトとブラッドリーが統一戦をやるようですからその勝者との試合が見たいです。
カークランドのタフさとスタミナには私も驚かされました。フリオの強い攻撃を受けても、ひるんだのは3回にちょっと出足が鈍った場面だけでしたからね。あと体の強さも感じました。
正直ここまで来る選手だとは思っていませんでしたがw、非常に面白い存在にまで成長してくれました。
あとこれは蛇足なんですが、カークランド選手にずっと付いている女性トレーナーのアン・ウォルフさん。彼女が元女性ボクサーだと言う事は知っていたのですが、ちとググってみたらかなり強い選手だったようです。
んで、ニコ動で昔女子ボクシングの衝撃ノックアウトてな動画を見て「怖えー」とか思ってた選手がいたんですが、その選手と同一人物だと言う事がついさっき判明w
なんというか世間の狭さみたいなものを感じてしまいましたw
http://www.youtube.com/watch?v=1h-hmcnlmrQ
↑これは必見ですwカークランドも逆らえないでしょうねぇ