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レンドール・ムンロー対ビクトル・テラファス(2010/04/23)

2010-05-03 18:38:01 | ボクシング
WBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦

西岡選手の保持する王座への次期挑戦者を決める一戦は英国で行われ、地元の欧州王者レンドール・ムンロー選手(Rendall Munroe)がメキシコからのビクトル・テラファス選手(Victor Terrazas)に9回ストップ勝ちして指名挑戦権を獲得した一戦でした。(体格比較)

試合前半戦をリードしたのはメキシコのテラファス選手の軽快なボクシングでした。上体を忙しく振り、細かい前後へのステップで距離をコントロール。テンポ良く繰り出す左右の攻撃も有効で、体格では優るサウスポーのムンロー選手が距離を掴めずにパンチがほとんどヒットしない4ラウンドまでの流れでした。
しかしやや飛ばし気味だったテラファス選手の動きに疲れの色が見えた5回からムンロー選手のプレスをメキシカンが持て余す場面が増えていきます。
どんどん距離を潰して出てくるムンロー選手のプレスに対しロープを背にする時間が増え、密着戦での左右フックのボディブローや右アッパーなどの強い攻撃も多く食い一気に失速していったテラファス選手。
ダメージと疲労で防戦一方に陥った8ラウンド目をなんとか凌いだものの、続く9回にボディブローでダウンを喫し、立ち上がったもののレフェリーが続行を許さず試合は終わっています。

4回終盤にムンロー選手の攻撃を後頭部に打ち込まれて両グラブをキャンバスにタッチしたテラファス選手。この辺りから疲れの色が徐々に見えていたのは確かでした。ただ5回からの失速にはこのファウルブローによるダメージもあったのかも??とか感じもしました。
ラビットパンチが効いていたかどうかはよくわかりませんけれど、ラフな攻撃もこの人の強みの1つ。身体のパワーがある選手です。
西岡選手がどう料理してくれるか、今から楽しみです。

ムンロー選手は21勝(9KO)1敗。テラファス選手は25勝(13KO)2敗1分。

Rendall Munroe Stops Victor Terrazas, Nishiaka is Next(Mark Vester/BoxingScene)
Rendall Munroe Earns Crack At WBC Super-Bantam Crown - Can He Beat Toshiaki Nishioka?(James Slater/EastsideBoxing)
Munroe wins world title shot(SkySports)
Munroe closes in on title glory(GAVIN GLICKSMAN /The Sun)


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1 コメント

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Unknown (亀田仮設伍號機)
2010-05-03 19:48:08
ムンローはスーパーバンタムにしてはやたらと
ごつい体格で、リング上で見映えがしそうですね。
西岡戦が楽しみ。
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