レンドール・ムンロー対サレム・ブエイタ(2008/05/02)

欧州スーパーバンタム級タイトルマッチ

ちょっと前の試合です。
欧州王者のレンドール・ムンロー選手(Rendall Munroe)がフランスからの挑戦者サレム・ブエイタ選手(Salem Bouaita)に7回終了TKOで初防衛に成功しています。

3月にキコ・マルチネス選手に番狂わせの勝利を挙げて欧州王者となったムンロー選手の初防衛戦。
3月の試合ではマルチネス選手の積極的なアタックを前にしてやや腰が引け気味で軽いパンチとフットワークで欧州王座を攻略したサウスポーのムンロー選手でしたが、この日は王者になった自信なのか相手の実力を見切ったためなのか、パンチをしっかりと打ち込みながらグリグリ前進して行く堂々たる戦いぶりでした。
身長で大きく劣るブエイタ選手にとっては接近戦でもムンロー選手の正確なパンチにリードを許す苦しい展開。
6回から大きく足を使って動き回り状況打開を図った挑戦者でしたが効果は薄く、またこれでスタミナも消耗してしまい、7ラウンド終了後にギブアップして試合は終わっています。

ムンロー選手は15勝(7KO)1敗。ブエイタ選手は19勝(6KO)13敗。

Munroe retains his crown

キコ・マルチネス対レンドール・ムンロー(2008/03/07)