さらば加茂水族館

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昨日の大荒れ台風の中、加茂水族館に行ってまいりました。取り壊され新館になる前に行こうと思っていたのですが、何せ平日でも観光客が多く、以前の様にクラゲの水槽の前で頭を空っぽにしながらボケェ～っと眺める事ができなくなた様で、この台風はチャンスだと思ったのです。
　
案の定、１階の水槽の周りはガラガラでした。

しかし地下のクラゲコーナーはこの天気の中でもそこそこの人がいます。
　　　
それでも私は順路を４周しながら、ひと気のない水槽の前を見つけては、フワフワと浮遊する幻想的なクラゲを眺めてボォ～とさせていただきました。脳のリセット＆リフレッシュには格好のスポットだと思います。私にとっての加茂水族館は電気ウナギですが、もういませんでした。猿山はもうかなり前からありません（笑）。３年ほど前に見たイトウもいませんでした。

ここの館長の公演を聴いた事がありますが、オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の発見等でノーベル賞を受賞した下村教授に手紙で懇願して、この水族館にきていただいたそうですが、館長の公演の裏話で、下村さんが湯野浜の温泉に宿泊した代金を支払わずに帰ったと言っていましたが『ノーギャラなんだろうから満光園くらい奢れ』と誰もが思ったはず。

それにしても新しい水族館も楽しみですが、この水族館とのお別れも寂しいのです。もう一回行こうかな。

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