前後ドロヨケ、キャリア、フロントバッグ仕様のこの自転車の輪行であります。
■収納手順
(1)収納に使う道具の準備とプレ作業
収納作業に必要な道具を用意して、フロントバッグを外し、GPSなども外します。
収納に必要なものは、輪行袋、サドルカバー、+ドライバーの3点。
サドルカバーをかけ、ギアをフロントアウター・リアトップにセット。
輪行袋はオーストリッチのSL-100輪行袋。
ショルダーベルトはゴワゴワしていたので、手持ちのすべらかなナイロンストラップに交換。
タイヤを止める青いラインのストラップ3本は、バックル部分ですぐ撚れてしまうので、
すごく使いづらいのですが、適当な交換品がないのでそのまま使っています。
エンド金具はオプションなので、別途購入が必要です。
それと、外したドロヨケを止めるためのお手製ストラップ。
幅広のパンツゴムにベルクロを縫い付けただけのもの。
濡れていなければ、自分で追加したパーツも合わせて、もともとの収納袋に入ります。
(2)分割のドロヨケを前後輪とも外す
・前輪
矢印部分、分割金具の冠付きネジを外し、左右のだるまネジを緩めて、
ドロヨケをスポッと抜いて外し、冠付きネジを分割金具に戻しておくという手順です。
手数はありますが、前後輪合わせて30秒もあれば十分です。
まずは、 分割金具の冠付きネジを外します。
次に、左右のだるまネジを緩めます。なべネジは抜かずに緩めるだけです。
ステーがスポッと抜けます。
このあと、緩んだなべネジを、締め直しておくのがベターだと思います。
外した分割ネジは紛失しないように、元に戻します。
近距離の輪行なら、ポケットに入れてもいいかもです。
・後輪
同じように、まずは分割金具の冠付きネジを手で回して外します。
次に、左右のだるまネジを緩めます。やはり、なべネジは抜かずに緩めるだけです。
ステーがスポッと抜けます。
外した分割ネジは紛失しないように、元に戻します。
4箇所あるステー止め用のダボですが、ネジが切ってありません。
なので、ダルマ本体は、ステーが入る角度に合わせて、穴の向きを、微調整した後、
六角ボルトでしっかり固定されています。
メンテ以外では、外しません。ずーと固定されたままです。
上のなべネジを緩めたり閉めたりするだけです。そこが肝であります。
ステーが固定されたまま外したドロヨケは重ねておきます。
(3)自転車をひっくり返し、タイヤを外す。
タイヤを外してからひっくり返してもいいと思いますが、癖ですね。
組み立ての時もそうですが、目でハブシャフトのはまり具合を確認したいのであります。
この時までには、サドルカバーを付けておかないといけません。
ブレーキレバーとフォークのエンドを結んだ線より、物が出ているのは、
輪行袋収納時にでっぱってよろしくないので、
ドロヨケの先端は、キャリアより少しだけしか出していません。
ライトも外したほうが安心だと思いますが、キャリアよりは出ていないので、
輪行袋が倒れることによる破損の可能性は低いと思っています。
ただ倒れた先に突起物があったりするといやですね。
簡単に取り外し出来るように工夫が必要であります。
詳細(2)に続く