寒い日が続いております。
今日の自転車通勤の帰り道、冷え込んでおりますが、しかし風がないので、
凍えることが無くて、逆に気持ちがいいと思うのであります。
さて、先日から使っているサドルバッグ にどうしても気に入らないところがあります。
雨ブタを止めるバックル一式であります。
■雨ブタのバックル一式。
オス側(右側)バックルのストラップの止め位置が近すぎます。
ストラップを引いて締めこむことができず、常にダラんと遊んでいる状態なのであります。
雨ブタはパカパカ。 ...コレハイカナルセッケイノイトガアルナリカ?
プラバックルとナイロンストラップの組み合わせは、ワンタッチの脱着もそうですが、
長さ調整の簡単さと、範囲の広さが肝であると思っております。
これにはそれが全くない。
引いたストラップが垂れて、タイヤと干渉するのを嫌ったのでしょうか。
巾着内ブタさえきっちり締めれば、中に入れたものが落ちることはないのでありますが、
このパカパカは、なんとも気持ちが悪いのであります。
■赤点線のあたりに、もっと長いストラップで付ければいいじゃろと思うのです。
ただ、プラ板を貫通して縫い付けるのは厳しいと思われたので、
穴を開ければ取付の出来る、以下のメス側バックル固定式を使ってみました。
■メス側バックル固定式
■オリジナルのバックルを外してしまいましたので、もう後には引けません。
それにしてもオリジナルの組み合わせはテンションがかからないというのに太すぎます。
■穴位置にマーキングして、
■ポンチで穴を開けて、
■メス側を固定しました。
本体のプラ板と帆布の厚みが、プラバックルの固定許容の厚みギリギリだったので、
ここは苦労しました。 開ける穴を大きくすればもっと簡単なのでありますが、
固定力が落ちてしまうので穴もギリギリ。
夕食の前と後の合わせて小一時間をこの作業に費やしたのであります。
指が痛くなりました。
ただ、この核心を過ぎれば後は鼻歌であります。
■新しいストラップを、ミシンでガチャガチャと縫い付けて終了。
■ストラップは細くなりましたが、強度は十分と思われます。
後からですが、縫い付け側をY字のストラップにするのもいいなぁと思いました。
■ストラップをグッと引いて、荷物の量に応じてコンプレッションも可能でありますし、
■雨ブタに脱いだ上着なんかを挟んでも、落とす心配がないのであります。
もちろん、パカパカはなくなりました。