仮宿 451のミニベロ

OCNブログ人の終了に伴い、一旦こちらに退避しました。

尾瀬 至仏山(2) 

2009年04月27日 | 20: テレマークスキー

4/28,29で尾瀬に行ってきました。

二つ玉低気圧通過に因る積雪(多い所で30cm)のため、春の快適ザラメとはいかず、

滑りは結構苦労する状態でしたが、天気は2日間とも良くて最高に楽しめました。

■初日: 4/27
08:54 鳩待峠 
11:05 オヤマ沢田代
12:34 至仏山
14:03 ワル沢から夏道へのトラバース
14:12 夏道合流
15:18 山の鼻

■二日目: 4/28
07:20 山の鼻
09:57 ワル沢へのトラバース途中
    標高2020m付近 短い滑降と大休止
10:48 ワル沢合流
11:24 至仏山直下
    標高差80m・距離200mの滑降2本と大休止
12:41 至仏山直下
13:07 悪沢岳
14:00 鳩待峠

 

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■初日 8:00 鳩待峠

鳩待峠の手前で数メートルの部分凍結が数箇所ありました。

路肩の雪が解けて流れた水が朝方冷えて凍るものなので、

晴れていれば次第になくなってしまいますが、朝は手ごわい。

以前、ここでスリップした車が渋滞を引き起こし、ボランティアの交通整理が出るほどの、

事態になっていたこともありました。

最初の凍結部分でノーマルタイヤはスリップ気味だったので、

念のため車に入れておいた「AutoSock」を初めて使ってみました。

T_autosock_3

こんなところでスリップして動けなくなったら、周囲に大変な迷惑をかけてしまいます。

なんとなく頼りないイメージでしたが、安定していました。いざって時は使えますね。

※峠の駐車場は上も下も満車でしたが、偶然、上に1台分空きが出たので入れました。

 こんなときは戸倉に止めて、バスかタクシーで峠まであがるのがいいのですが、

 戸倉の駐車場で窓口に聞いたら、今日はタクシーは分からないというし、

 (平日だから気合が入っていないんですね)、 次のバスは1時間後なのでした。

 

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■定点観測的な写真。数日前に比べ白くなっています。

  

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■オヤマ沢田代から小至仏山に向かうカミさん。

 

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■至仏山頂からの尾瀬ヶ原

  

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■至仏山頂直下からの滑降。ワル沢から一本右。  

 

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■ワル沢から夏道に回りこんで、尾瀬ヶ原を眺めながら本日の最後の休憩。

 

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■夏道を山の鼻(写真中央の小屋)に向かって 滑るカミさん。

 高速ターンを楽しめるところですが、今回はウインドパックされた手強い雪で、緊張しました。

  

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■針葉樹林帯手前の夏道からの至仏山頂方面

 カミさんは双眼鏡ではなくカメラ構えてます。

 

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■今日の宿は「山の鼻小屋」。夕食の天ぷらが楽しみです。

 他にお客さんは10人ほどでした。思ったより少なかったです。

 やはり5月からのGWが本番なのでしょうか。

  

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■上田代から夕暮れの至仏山 17:41

 小屋でお風呂に入って、夕食の後、散歩に出ています。

  

 

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■二日目 日の出と燧ケ岳 05:23 朝食前の散歩。

 この時期は、牛首の上に日が昇ります。雲海のような上田代。

 

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■二日目 前日とほぼ同じルートで至仏山を目指します。

 まずは針葉樹林帯の登り。モコモコしてる所なので、出来るだけ一定の斜度で

 登れるように道を選びながらじっくり上ります。

 樹林帯を抜けた場所で小休止中に、後続のスキーヤー二人連れと話が出来ました。

 彼らは至仏山荘に泊まったとのことで客は4人ほどだったそうです。少ないですね。

 

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■樹林帯を抜けたら後はひたすら高みを目指して登るだけです。

 カットソールの苦手な、アイスバーンとザラメを避けて、クラストしている部分を選んで、

 しっかり踏んでいきます。斜度もあり、風も強いのでつらいところです。

 

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■夏道からのトラバース。ワル沢に出る直前。

 ここは風も遮ぎられて、ぽかぽかで暖かく、大きな岩の上にザックを降ろしてのんびりしました。

 写真では分かりませんが、小至仏山から至仏山に向かうたくさんのパーティが見えました。

 休憩中だけでも数百人は通ったと思います。

 この斜面は雪が緩んでいたので、何本か滑りました。

 

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■前日と同じワル沢の一本右に移動して、荷物を置いての滑降。

 短いながらも滑りやすいザラメの場所を選んで楽しみました。

 

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■悪沢岳山頂からの笠ケ岳(中央)と小笠(右)。

 こっちもそのうち行ってみたいですね。

 この後、名残を惜しみながら鳩待峠に下りました。

 登りに使うことが多い鳩待の尾根ですが、悪沢岳を絡めて右から右からと

 滑るとそれなりに楽しめるのですが、今回はクラストしていたので、

 怪我しないように滑るのが精一杯でした。

      

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■ 赤線 : 4/27 鳩待峠~山の鼻

   青線 : 4/28 山の鼻~鳩待峠


尾瀬 片品村鎌田で撤退

2009年04月27日 | 20: テレマークスキー

もし、天候の回復が早く、多少の雨風ならと思って出かけてみましたが、

やっぱり甘いのでした。

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■片品村鎌田の尾瀬大橋の先から戸倉方面 7:45

 ここはコンビニの駐車場ですが、尾瀬方面最後のコンビニになります。

 戸倉方面は雪ですね。ここで山小屋に電話で確認しましたが尾瀬ヶ原も「雪」とのことでした。

 このあたりで車の外気温は5度。

 鳩待峠まで車であがる場合、上部が凍っていることもあるので、

 例年この時期までスタッドレスですが、今年はあまりの暑さにもう履き替えてしまっていました。

 戸倉まで行ければ、快適な駐車場があり、その先はバスやタクシーがありますので、

 タイヤの心配はしなくてもいいのですが。

 とにかくここで引き返しました。

 

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■沼田の道の駅「白沢(望郷の湯)」から南東方向。天気の境目ですね。

  

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■関越道上り「駒寄P」付近。気持ちのいい空でした。

 こんな空の下、山を登れたら言うこと無しです。あぁ。

 


尾瀬 至仏山

2009年04月24日 | 20: テレマークスキー

GWの前半、4日間の予定で尾瀬に入りましたが、天気が悪く1日半で戻ってきました。

初日は夕方まで天気がもったので、十分楽しめました。

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■4/24 10:18 鳩待峠

 当日10:00開通の戸倉のゲート前に、車で並んで待ってました。

 2,30台が待っていて、開門と同時に鳩待峠に。

   

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■登り始めてすぐの至仏山。天気はいいし、入山者は少ないし、

 期待に胸がキューッとします。慌てず、ゆっくり登っていきます。

   

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■標高1900mを超えると、徐々に展望が開けてきます。

 

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■オヤマ沢田代を過ぎて、小至仏山の手前。

 前日降った雪がうっすらと積もってところどころキレイな雪面です。

  

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■小至仏山のトラバース。奥は尾瀬ヶ原と燧、会津駒。

 

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■荷物を置いて、小至仏山を登るカミさん。

 雪面はシャラシャラのフィルムクラスト状態で、一歩ごとに、割れた薄い氷がシャラシャラと、

 落ちてきます。

 

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■小至仏山を短めの2本。

 最高です。このためにスキーをしてるといっても過言ではないです。

 

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■至仏山頂からの平ガ岳(中央奥)と越後三山(左奥)。

  

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■同じく至仏山頂からの、尾瀬ヶ原 と燧ケ岳。

 山頂には数人がいるだけで、静かでした。一日早く来れたのが良かったです。

  

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■至仏山頂から、まずはワル沢へ。GWも後半になると、大勢の人が滑った斜面は、

 荒れて少し手ごわくなりますが、今日はキレイでした。

 思い通りに大斜面を滑れる心地よさは、何事にも代えられません。

 

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■ワル沢上部を滑って、山頂に登り返します。

 思うように滑れて、満面笑みのカミさん。

  

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■小休止後、今度はムジナ沢です。至仏山頂からムジナ沢へは、

 上部の雪が切れているところで苦労しますので、

 まだ雪のつながっている左巻きがいいです。

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■同じくムジナ沢を滑るカミさん。例年ならここで山小屋入りの時間を見ながら、

 2,3本登り返して満喫するところですが、今日はスタートが遅かったので、

 そのまま「山の鼻」に降りました。

  

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■ムジナ沢を最後まで降りず、途中から針葉樹林にトラバースします。

 ここまでくると、尾瀬ヶ原が大分近づき、小屋もはっきり見えてきますので、

 今日の行動が終わりに近づいてきたことを感じます。

 

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■今日の宿は「至仏山荘」。今シーズンの営業初日でした。

 GW真っ只中なら、たくさんの人で賑わっていますが、

 今日は金曜日で、明日の天気もよくない予報だったからか、なんと二人で貸切でした。

 

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■至仏山荘の2階テラスからの至仏山。

 小屋にチェックインして、お風呂に入って、晩御飯をおなかいっぱい食べて、

 ここで、夕日に輝く至仏山を見ながら、今日一日を振り返って、一服する。それは、

 至福のひと時ですが、今日は曇っていて少し残念。

 そういえば、至仏山荘の晩御飯と言えばハンバーグでしたが、

 今年からメニューをいろいろ変えながら試しているとのことで、とてもおいしく頂きました。

 もともと、宿は清潔で暖かく快適な上に、出来る範囲で食事も工夫しているとなれば、

 ますます利用したくなるところです。

  

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■ 4/25 雨の尾瀬ヶ原・上田代、川上川に架かる橋。

 次の日の予定は、尾瀬ヶ原を見晴まで歩き、段小屋坂から尾瀬沼・長蔵小屋でしたが、

 二つ玉低気圧の接近で2日間天気が荒れる予報でしたので、以後の行程を中止して、

 鳩待峠に戻ることにしました。雨の中、一応尾瀬ヶ原方面に雪原の確認。

  

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■雪の切れている川沿いの、水芭蕉。

 

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■川上川沿いの木道。ここは川が崖に迫って、踏み抜きの危険もあるので、

 木道上を歩きます。経験のある中では一番雪が少ないです。

   

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■GW後半になれば、穴もたくさん開いて、スキーの場合、

 今年は特にルート選びに苦労することが増えそうです。

 時間が許せば、小テンマ沢からメッケ田代経由で鳩待峠に下りたほうが楽しいと思います。

 

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■鳩待峠手前。鳩待山荘の屋根が見えると安心します。

 雨は強くなったり、弱くなったり、一瞬ヒョウだったりと、なかなか荒れてきていました。

 

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■車の中から、雨の鳩待峠。

 黄色い紙包みは至仏山荘で作ってもらったおにぎり弁当。

 大きいおにぎりが2個(梅とゆかり&たらこ)と漬物が付いていて、

 山で食べると本当においしいのですが、今日は帰りの車の中で頂きました。

 途中で、薗原湖そばのお気に入りの「しゃくなげの湯」で体を暖めて、

 これまたお気に入りの蜂蜜を買って、昭和ICから高速に乗りました。

 

 


GW 尾瀬行き予定

2009年04月21日 | 20: テレマークスキー

まもなく、一年でもっとも楽しみにしているGWがやってきます。

今年は仕事の都合でスーパーロングな休みは取れませんでしたが、

それでも日程に合わせた、尾瀬のみ2発の予定を立てていました。

前半は、至仏山と尾瀬一周。後半は、尾瀬沼と燧ケ岳です。

平が岳や景鶴山といったロングやテクニカルなコースはありませんが、

十分満喫できます。

天気がいいと最高ですが、山小屋で停滞するのもそれは悪くないです。

 

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■2009GWの行程表

 

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■2008/5/18の燧ケ岳 ( 御池から往復 )


買わなくても良かった物(3)追記 crops MANTIS-MINI

2009年04月20日 | 08: パーツ

番号固定式で駄目だったクロップス「MANTIS-MINI」と、同じクロップスの壊れた

「SPIDER-X」ですが、しっかりコーティングされたきれいなコイル式のワイヤーまで、

捨ててしまうのはもったいないので、活用することにしました。

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■割とあっさり壊せました。特に「SPIDER-X」は数秒です。

 ワイヤーのコーティングを傷つけないように丁寧に作業したのにです。

 簡易な鍵は、やはり抑止効果に期待するといったレベルですね。

  

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■ホームセンターで買ってきたダイヤル鍵。

 もちろん番号は可変です。

 

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■二つとも「ABUS」というメーカーのもので、ドイツ製と書いてありました。

 とりあえずこれをしばらく試してみます。