5/22 燧ケ岳に行ってきました。
朝早く起きて、東北道・西那須野塩原ICから、田島経由で桧枝岐。
あまりに眠くて桧枝岐で仮眠したので、出発が10時近くになってしまいました。
■雪の消えた熊沢田代の木道ベンチからの燧ケ岳
木道の先、雪と接するあたりの木道上でカミさんが休憩しています。
ワタスゲの花が少し咲いておりました。
この乾いた木道ベンチに座って、四方の残雪の山並みを眺めながら休憩していると、
どうものんびりしてきて、今日はここに一日いてもいいなぁって思ってしまうのであります。
■5/22
09:56 御池Pを出発
11:03 広沢田代
12:20 熊沢田代(左から巻いて)
13:52 燧ケ岳(俎グラ) 14:15 滑降開始
14:40 熊沢田代
15:00 広沢田代
15:53 御池田代の東端
16:13 御池P
■御池Pから少し歩いたところ。今日もカットソール。
だいぶ藪が出ていてルート取りに苦労します。
この日、山開きでしたので、沼山峠に向かうバスには多くのハイカーが。
■広沢田代手前の急登。
雪は柔らかいですが、崩れない程度に締まっているので、キックステップで稼ぎます。
■一部木道の出た広沢田代。
■熊沢田代には、手前の急登を左から巻いていきます。
睡眠不足のせいかペースが上がらず、喉ばかり渇くのでありました。
■下に見える雪原は東田代。
標高1900mをキープして巻くと楽なのですが、笹が出て抜けれないところがあったので、
すこし上目を歩きました。
■熊沢田代手前。燧ケ岳の山頂部が見えてきます。
ここから、残雪の繋がりをよく観察して、登るところ、滑るところの確認であります。
山頂の左よりの雪の消えた三角突起まで、アミダくじ式に右手から、
登り詰めるのであります。
■燧ケ岳山頂(俎グラ)。
午後2時ごろ。遅いので山頂は貸切でありました。
尾瀬沼はすっかり氷が解けてました。奥は日光の山並み。
■柴安グラ(右手前)越しの尾瀬ヶ原と至仏山。
尾瀬ヶ原の雪もほとんど無いですね。至仏山のムジナ沢も細くなっておりました。
小至仏山一帯はまだたっぷり白く見えます。
柴安グラの短い東面は、一回は滑って見たいのであります。
■山頂からの尾瀬ヶ原ズーム。竜宮から中田代、牛首まで。
■山頂からのアヤメ平ズーム。
あぁ、あそこの木道ベンチでも、ブーツを脱いで裸足になってぼんやりしたい。
■山頂からの尾瀬沼畔の長蔵小屋ズーム。賑わっていることと思われます。
■山頂直下から滑り出し。
雪はグズグズですが、さほど崩れるでもなく楽しめました。
■奥に会津駒を見ながら滑ります。自分の滑りは納得いかなくても、至福の時であります。
■ダケカンバが現れると、山頂部は終了。
■熊沢田代は右巻きに。
机上の予定では、熊沢田代から上田代に直接降りて湿原散策と考えていましたが、
藪で苦労しそうなのでやめました。
もう少し早い時期ならいいかもしれません。でも、そうなると湿原も真っ白で、
水芭蕉も咲いていないですもの。うーみゅ。
■広沢田代に滑り込む斜面。短いですが木の間が広くて気持ちがいいところであります。
■広沢田代から御池Pまでの区間はこの日の核心。藪で苦労しました。
水芭蕉見たさに、直接、御池田代に降りようと左気味に進路をとったので、
余計にはまりました。
■どうしようもないところは板を脱いだりしながら、なんとか高度を下げていきます。
■でも、普段歩けないところ、見たことの無い風景でありますから、
それはそれで、とても楽しいのであります。
■雪が消えて水が出ているところに、小さな水芭蕉の群落を見つけたりして。
■その後も、何とか雪をつないで歩いているうちに、御池田代手前の木道に到着。
ツアー終了であります。荷物をここにおいて御池田代を見に行きました。
■樹間に見えた水芭蕉の群落。
■御池田代
■御池田代
■御池田代
■荷物を持って、先の階段を上がれば御池駐車場であります。
午前中はうす曇でしたが、午後ははっきり晴れて、気持ちのいい尾瀬でありました。