今日は最初、歌舞伎町にある「麺武 虎龍」に食べに行ったのですが、正直言って馴染めない空気が漂う
歌舞伎町に敢えて入り込み、店の前の券売機で食券を買って店に入り、
カウンター席に座ったまでは良かったのですが、ラーメン義援隊の募金箱が見つかりません。
店員さんに「募金箱は?」と聞いたら3月いっぱいで終わったとのことだったので
払い戻しを頼んで店を後にして東京駅に向かいました。
実は今日は東京駅の地下にある東京ラーメンストリートのリニューアルオープンの日。
むつみ屋以外は長蛇の列ができていました。色々と食べてみたい店はあったのですが、
今回は「蟹専門 けいすけ 北の章」で食べることにしました。
とりあえず、店の前の券売機で極上渡り蟹の味噌らーめん味玉入り(950円)の食券を購入し、
30分ほどの待ち時間で店に入り、カウンター席に案内されました。
“北海道(笑)”な丼に入って出て来たのはいわゆる“純すみ系”的なスープにカニの風味が加わったもので
中細縮れ麺が入り、チャーシュー、ネギ、モヤシ、メンマ、味玉、挽肉、刻みユズが乗り、
丼の縁に下ろし生姜が乗った一杯でした。
スープは表面が油で覆われて熱さが逃げないようになっているところまで“純すみ系”的ですが、
やはりカニの風味で一風変わった感じになっていて、おろし生姜との相性が良かったのが意外でした。
麺はいわゆる“純すみ系”より明らかに細いものの、配合が似通っているのか、コシのある食感がグッドです。
チャーシューは悪くはないものの可もなし不可もなしといった感じでしたが、
メンマがちょうど良い大きさに切られていて丼の中でアクセントになっていて一定の存在感があります。
ネギの選択も無難ですが、ユズの存在意義がビミョーかもしれません(笑)。
全体的には変り種と思わせつつバランス良くまとまった食べやすい味わいと言えるでしょう。
ただし、強烈なカニの風味・・・というかインパクトを期待するとちょっとがっかりするかもしれず、
かと言ってオーソドックスな味とも言えないので万人向けとは言い難い面があります。
リニューアル前のアレ(笑)に比べるとインパクトがないので、これはこれで・・・と味わえる人にしか
お勧めできない、やっぱり食べ手を選ぶ一杯だと思いました。
デジスコケーブル455USとRS-W5を組み合わせて使っていて、
この組合せだけなら何のひねりも工夫もないのですが、レリーズに若干手を加えてみました。
デジスコ使いの人であれば“レリーズは消耗品”なんて話は当たり前に聞くと思いますが、
ルリは敢えてそこに挑戦しました。レリーズを使ってるとレリーズステーとの接続部に
近い方に曲げの力が加わります。そこでレリーズにゴム製の蛇腹を写真のようにつけてみました。
と、文面にすると非常にあっさり終わってしまいます。この蛇腹がゆる過ぎれば
つけるだけ無駄なので、ちょっときつめをチョイスしてつけようと思ったらなかなか
すんなりとははまらず、3時間以上かけて押し込んで何とか写真のような状態にしました(笑)。
とりあえず、この改造をしてからレリーズは交換してません。
同僚の“肉をガッツリ食べたい”、ルリの“ラーメン食べたい”の両方を満たす店ということで
神田駅西口の近くの「麺屋武蔵 神山」に食べに行きました。
店に着いたら相変わらず行列が出来ていましたが、店内だけで
収まっていたのでまあ良しといったところでしょう。
今日は肉をじっくり堪能しようということで一本焼豚麺(1800円)の食券を購入し、
カウンター越しに店員さんに渡して席に案内されるのを待ちました。
今回は3人で行ったので、バラけるのはやむなしと思っていたのですが、
店員さんが気を遣ってくれて3人並んで座らせてもらいました。
出て来たのはマイルドな豚骨魚介スープに太麺が入り、
炙りチャーシュー丸々一本と海苔、ネギ、メンマが乗った一杯でした。
スープ自体魚粉まみれではない、さらっとした豚骨魚介スープで豚骨と魚介が強烈では
ないもののしっかり主張し、武蔵系列に良く見られるモチモチした食感の太麺によく絡みます。
さて、目玉(?)トッピングの炙り焼きのチャーシューは直前に切り分けるかどうか聞かれたのですが、
敢えて切り分けずに丸々一本で出してくれるようお願いしました。
その結果が写真の有様で、正直言ってなめてました。香ばしさとほど良い味付けで
肉の食感も存分に堪能でき、食べ応えは十分過ぎるくらいあって美味しいけど
脂身が少々多かったのもあって食べにくかったです(笑)。
その一方でネギの香りとメンマの食感がアクセントになっていて、
この辺が卒ないのは伊達に“武蔵”ではないということでしょうか。
全体的には非常に食べ応えのある、ラーメン二郎とは
違った意味・・・というか方向性で破壊力のある一杯でした。
「めいげんそ」に食べに行きました。店に着いたのは開店数分前だったのですが、
既に2人ほど並んでいました。
定刻より数分遅れの開店と同時に店に入り、店内の券売機で
この店の売りと思われる塩つけ麺(780円)と味玉(100円)の食券を
購入してカウンター越しに店員さんに渡して待ちました。
出て来たのは動物系と魚介系がバランス良く合わさったスープに塩ダレが強めにきいたつけだれで、
中にはブロック上に刻まれたチャーシュー、ネギ、タマネギ、メンマ、アサリの剥き身、味玉が入り、
丼の縁には柚子胡椒がついていて、麺は冷水で締められた中太ストレート平打ち麺という組合せの一杯でした。
つけだれは表面の油の層がやや厚めなのが気になりましたが、そんなに油っこい感じはなく、
塩ダレが強めにきいているのが好き嫌いの分かれるポイントかなあという感じです。
麺は結構コシがあり、ツルツルした食感が良い感じです。麺自体のスープの持ち上げは
あまり良さそうに思えませんが、つけだれの味が強いがために何とかなってるようです。
途中で柚子胡椒をつけだれに溶かしてかき混ぜると味が引き締まって完成です。
チャーシューは食べ応えがそこそこあって可もなく不可もなくといったところで、
わざわざトッピングで増やすほどでもありません。メンマも歯応えこそ良いものの
味付けはつけだれの中で浮いてる感が否めませんが、味玉に関してはやや濃い目の
味付けでつけだれに負けないようになっています。アサリの剥き身に関しては
つけだれの丼の底から見つけ出したのですが、これが全体の味にどのように作用しているのかは謎です。
全体的には濃厚豚骨魚介とは一線を画したオリジナリティを感じさせる一杯ですが、
気になったのはつけだれの温度。すぐに冷めてしまうのをカバーするために
途中でつけだれを再加熱してくれるサービスがあったのでルリも頼んだのですが、
レンジに入れた後、長いこと放置され、店員に催促して出してもらった時には
既に冷めていたので再々加熱を頼むことに・・・。つけだれの再加熱のサービスを
するのであればこういうオペレーションミスをなくしてもらわないと困ります。
もっとも、つけだれを最初の段階でグツグツ言うくらい熱い状態で出してくれれば良いのですが・・・。