ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

二代目つじ田 味噌の章(東京都千代田区神田小川町)

2010年08月11日 15時54分14秒 | ラーメン
今日は職場の同僚と一緒にどこか美味い所で食べたいということで色々迷ったのですが、
結局選んだのはやっぱりラーメン(笑)。ということで淡路町駅で降りて
「二代目つじ田 味噌の章」に食べに行きました。店の前の券売機で食券を買ってから
外で並んで待っていると店員さんが冷たいお茶を出してくれました。

で、今日は何となく辛いものを食べたい心境だったので味玉入り辛味噌らーめん(1000円)を選択。
出て来たのは動物系ベースに甘味を感じさせる味噌が合わさったスープに中太の平打ち麺が入り、
チャーシュー、刻みチャーシュー、ネギ、モヤシ、青海苔、メンマ、味玉、辛味噌が乗った一杯でした。

スープと麺の組み合わせ・・・というか雰囲気は札幌味噌ラーメンなのですが、
油っこさとかしょっぱさよりも甘味を感じさせる味作りは独自のアプローチでしょうか。
なかなか食べやすくて好印象です。“だるま”と称するオリジナルブレンドの辛味噌は
ニンニクも入っているようで、これを溶かしていくと甘味噌風なスープが刺激的な味わいに
変化してなかなか面白い感じです。店内の能書きを読むとこの“だるま”は足立区の
有名店にヒントを見出したそうですが、見た感じは新横浜ラーメン博物館にも出店している
山形県南陽市赤湯の有名店、「龍上海」そのままとしか思えません(笑)。

チャーシューは味付自体はさほど主張せず、肉の食感を楽しめて良いのですが、
刻みチャーシューはもうちょっと粗く刻んだ方が食感がアクセントになるかなといった感じです。
辛味噌がきいていたからか、青海苔はさほど主張しませんでしたが、モヤシのシャキシャキ感と
色の割に薄い味付のメンマのコリコリ感がグッドで、全体のバランスをよく考えているようです。
特にメンマに関してはスープの味をぶち壊さずに存在感を主張するにはこういう
アプローチもあるという一つの答えなのかもしれません。
味玉は正直、あってもなくてもどっちでも良いといった感じでした。

全体的には良い意味で味噌が前面に出た、見た目よりも食べ応えのある一杯でした。
前にデフォルトの味噌を食べた時よりもベースのスープ自体も改良されたようで、
なかなか奥行きのある味わいになっていたのが好印象でした。
ぶっちゃけ、強烈な個性とかインパクトを感じさせるものではないのですが、
味噌一辺倒ではない、優しくて万人受けする味を丁寧に作ったといったところでしょうか。
コメント
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