今日、PENNAROLAの営業の人が来ました。
新しく取引するってことで顔を見に来てくれたわけなんですが、まあ、色々とお話を伺いました。
ペンナローラの日本仕様はBBの規格が「BSA(BSC又はJISともいう)」になるそうです。
日本に合わせたメーカーの計らいって感じで、製造国が変わるわけじゃありません。
シクロクロスやMTBも作ってるっていうんで、BSAのシェルも持ってるんでしょうね。それを流用するんじゃないかな。
んで、その時の話なんですが、なぜイタリアン(ITA)のBBは右ワンが緩みやすいのかって、聞かれました。
確かに現行のウルトラトルクやホローテックⅡではほぼ緩まないのですが、左右ワン・ボールベアリング・シャフトが別体の物はよく右ワンが緩みました。
クロモリフレームよりガチガチのアルミフレームの方が緩みやすかったですね。
ITAのBBワンは左右とも正ネジになっています。BSAは右ワンが逆ネジになっています。BSAは進化した形なんでしょう。
さて、そのメカニズムですが、私は小学生の時にBBの右ワンは逆ネジの方が緩みにくいって聞いてて、そのまま鵜呑みにしてたんで何も疑問に感じなかったんですが、改めて聞かれると即答できませんでした…。
んで、ちょっと考えてみました。
なんじゃ簡単じゃん!
クランクシャフトとワンの間にはボールベアリングが入っていますが、シャフトとワンに天地で接触しているボールベアリングは、回転するシャフトと反対方向に回転します。
負荷が掛かってない時やペダルを円運動させるように回してるときは滑らかに回るんでしょうが、ダンシングなど下方向に力を加えるとクランクシャフトはシャフト下のベアリングを圧縮します。その時にシャフト・ベアリング・ワンの接点の摩擦が大きくなり右ワンを緩ます方向に力が伝わります。

右ワンを右から見たとこ。一生懸命描きました…。イラストレーターとペンタブ欲しいな…。
赤い矢印が回転方向です。
クランクシャフトを右に回すとベアリングは左回転、ワンも左に、すなわちネジが緩む方向へ回るのでした。
めでたしめでたし。これで今晩眠れます
新しく取引するってことで顔を見に来てくれたわけなんですが、まあ、色々とお話を伺いました。
ペンナローラの日本仕様はBBの規格が「BSA(BSC又はJISともいう)」になるそうです。
日本に合わせたメーカーの計らいって感じで、製造国が変わるわけじゃありません。
シクロクロスやMTBも作ってるっていうんで、BSAのシェルも持ってるんでしょうね。それを流用するんじゃないかな。
んで、その時の話なんですが、なぜイタリアン(ITA)のBBは右ワンが緩みやすいのかって、聞かれました。
確かに現行のウルトラトルクやホローテックⅡではほぼ緩まないのですが、左右ワン・ボールベアリング・シャフトが別体の物はよく右ワンが緩みました。
クロモリフレームよりガチガチのアルミフレームの方が緩みやすかったですね。
ITAのBBワンは左右とも正ネジになっています。BSAは右ワンが逆ネジになっています。BSAは進化した形なんでしょう。
さて、そのメカニズムですが、私は小学生の時にBBの右ワンは逆ネジの方が緩みにくいって聞いてて、そのまま鵜呑みにしてたんで何も疑問に感じなかったんですが、改めて聞かれると即答できませんでした…。
んで、ちょっと考えてみました。
なんじゃ簡単じゃん!
クランクシャフトとワンの間にはボールベアリングが入っていますが、シャフトとワンに天地で接触しているボールベアリングは、回転するシャフトと反対方向に回転します。
負荷が掛かってない時やペダルを円運動させるように回してるときは滑らかに回るんでしょうが、ダンシングなど下方向に力を加えるとクランクシャフトはシャフト下のベアリングを圧縮します。その時にシャフト・ベアリング・ワンの接点の摩擦が大きくなり右ワンを緩ます方向に力が伝わります。

右ワンを右から見たとこ。一生懸命描きました…。イラストレーターとペンタブ欲しいな…。
赤い矢印が回転方向です。
クランクシャフトを右に回すとベアリングは左回転、ワンも左に、すなわちネジが緩む方向へ回るのでした。
めでたしめでたし。これで今晩眠れます
