部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

5月公演・第一部

2010-05-11 | 文楽
平日ですが有休を取って一部に行ってきました。

せっかく有休まで取ったというのに、若干の二日酔いのせいで睡魔と激しく闘い、ついには敗れる瞬間も・・・

で、寝てしまったヤツの話など聞いちゃいられないとは思いますが、ちょっとだけ言わせてくれ。


【祇園祭礼信仰記】

筋書きの鑑賞ガイドに、「浄瑠璃の詞章に囲碁の用語が巧みに読み込まれている」とあったけど、囲碁のことは何ひとつ知らない私。
「そうだ、勉強、勉強」と家にあったマンガ、『3月のライオン』を読んで囲碁用語を予習しようと思いました。

が。


『3月のライオン』は、将棋の話だったよ・・・

将棋と囲碁の区別もつかない私、浄瑠璃を100%理解し楽しめる境地には一生かかっても辿り着けそうにないと悟りました。
ま、別にぃ、それでもいいしぃ~ (負け惜しみ)



それはおいといて。


『金閣寺』は歌舞伎でしか観たことがなかった私ですが、初めて文楽で見ると、大膳殿が
 “抱いて寝る”“抱いて寝る”
ばっかり言ってる気がしてなりませんでした。
大膳殿、実悪というより、色ボケキャラ?(違います)

そんなところばっかり気になるのは、下ネタに敏感に反応する中学生男子か、この私くらいのもんでしょうか。

あと、碁を打ちながら「あるともあるとも有馬山」とか「国を取ろ取ろとろろ汁」なんておやじっぽくうまいこと言い合ってるのも面白い。

で、やっぱり私も最後に大膳が鉄格子の中に入ってるのには笑ってしまいました。
相変わらず大きい玉也さんの大膳、カッコいい。
カッコいいけど最後はひとりだけ檻の中・・・w

それにしても東吉殿。お年寄りは大切に! 
慶寿院様は背中に負ぶって降りるんじゃだめだったの? どうしても?