部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

2014年3月若手素浄瑠璃の会

2015-03-09 | 文楽

菅原伝授手習鑑
   
  天拝山の段

   豊竹 亘大夫
   鶴澤 清公


妹背山女庭訓
  
   金殿の團

   豊竹 希太夫
   鶴澤 清丈'



金殿、たいへん結構でした。
希さんのお三輪ちゃんはちょいとお上品で家柄がちがう感じでしたけども、かわいらしく。
嫉妬に狂って血がどくどくと沸き立つ娘というより、ただただ哀しくて哀しくて最後にひと目会いたい!
という気持ちのこもったお三輪ちゃんでしたね。
もらい泣きするお客さん多数でしてよー
最後の鱶七も大きく、ずいぶんと頼もしく感じました。

清丈'さんも、お師匠さんのをずっと聞いていた私の耳にはテンポが少しゆったりとしたものに聞こえましたけど、相変わらずの哀愁の音色でお三輪の涙が目に見えるようでした。

わたしのお腹が痛くならなかったことで推して知るべし。

よいものを聞かせてもらいました。


あ。天拝山コンビも頑張っておられましたよー






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2 コメント

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Unknown (素浄瑠璃大好きくらなです)
2015-03-18 20:39:12
いらしたのですね~ウ・ラ・ヤ・マです~

そうですね、希さんはノーブルな感じですものね(師匠に似ず?)。お人形でいえば文雀師タイプというところ?

お三味線もじっくりお聴きになれてよかったですね。
私はしばらくライブでお聴きしてないので、次回拝聴する際は師匠と聴きまちがえたり…っていうくらいのご精進をこれからもお祈りしております

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おひさしぶりです (さむこ)
2015-03-19 10:54:33
◎くらな様

行ってきたんですよー、物好きが

お師匠さんと間違える、てことはまあまだまだと思われますが、というより、お師匠さんには清公さんの方がよく似てますね、弾く姿も含め。
だけど、なんだか頼もしくなりましたねー兄さん。

希さんもほんと仰る通り品のある語りで好ましいです。
(師匠に似ず、て


くらなさんも5月は劇場に行かれるといいですねー
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