千穐楽も過ぎて「あーあ、終わっちゃったなー」って脱力中。
今更振り返ってもねぇ。と、投げやりな気にもなりますが、記録、記録。
【義経千本桜】
椎の木の段
口 : 芳穂・寛太郎
奥 : 咲甫・清友
小金吾討死の段
文字久・喜一朗
すしやの段
切 : 住・錦糸
(源 休演につき)英・藤蔵
奥 : 千歳・團七
正直申しまして、二部は意識失ってる時間が一番長かった。
小金吾討死で舞台が薄暗くなるとどうしても私の体内時計が
「お、夜。寝る時間。」
と勝手に睡眠準備態勢に入るみたいで、おかげでその後のすしやがもう…
でも、3回観た内、最後の1回は1秒も寝てないのでどうか勘弁してください。
その3回目、私は小金吾の討死の場面で思わず涙してしまいました。
文字久さんの「内侍さま… 六代さま…」でぼろっ、とね。
玉志さんの小金吾、真っ直ぐで忠義心に燃える若さや、志半ばで倒れた無念さに胸を打たれました。
ここで泣いたの初めてかも。
簑助師のお里は言うまでもなく、玉也さんの弥左衛門の一徹な爺っぷりや簑二郎さん女房の優しさ、後の嘆きもじんわりとよかったです。
欲を言えば玉也さんの権太がもう一回くらい見てみたいなー
もっと欲を言えば、すしやの段はせめて二人で語って欲しいなー
あと、これ3回観て3回ともなんだけど、権太のもどりの場で一番の泣かせどころなのに、舞台の上で笑ってる人が目に入って、これには興ざめ。
毎度毎度その場面になると屁でも出るんですかね。
でなきゃ笑うとこじゃないし。
もももーう腹が立って腹が立って、涙がこぼれて胸が裂くるわい!
って、弥左衛門にげんこつでももらっとけ。
【お夏・清十郎 五十年忌歌念仏】
笠物狂の段
呂勢・相子・咲寿・小住・亘 宗助・清馗・清丈'・寛太郎・錦吾
お夏・清十郎のお夏を清十郎さんが。お夏なのか清十郎なのかどっちやねん!
…と一応お約束を。
これ、確か勘十郎が清十郎を騙してお夏・清十郎は引き裂かれ、お夏狂乱。
みたいな話でしたよね。
もし上演されて清十郎を勘十郎さんが遣ったりしたら、もっとややこしいことになりますね。
もう、誰が誰やら…
浅葱幕がかかっていたのでワクワクして待っていたれば、バサっと落とされると
ガラ~~~ン
舞台にはだーれもいなくて、ちょっとぽかーんとしてしまいました。
前段からの場面転換があるという設定なんでしょうか?
清十郎さんらしい儚げで綺麗なお夏でしたが、狂っては見えなかったな、清十郎さんは。
じゃないや、お夏は。 ああもうややこしや。
今更振り返ってもねぇ。と、投げやりな気にもなりますが、記録、記録。
【義経千本桜】
椎の木の段
口 : 芳穂・寛太郎
奥 : 咲甫・清友
小金吾討死の段
文字久・喜一朗
すしやの段
切 : 住・錦糸
(源 休演につき)英・藤蔵
奥 : 千歳・團七
正直申しまして、二部は意識失ってる時間が一番長かった。
小金吾討死で舞台が薄暗くなるとどうしても私の体内時計が
「お、夜。寝る時間。」
と勝手に睡眠準備態勢に入るみたいで、おかげでその後のすしやがもう…
でも、3回観た内、最後の1回は1秒も寝てないのでどうか勘弁してください。
その3回目、私は小金吾の討死の場面で思わず涙してしまいました。
文字久さんの「内侍さま… 六代さま…」でぼろっ、とね。
玉志さんの小金吾、真っ直ぐで忠義心に燃える若さや、志半ばで倒れた無念さに胸を打たれました。
ここで泣いたの初めてかも。
簑助師のお里は言うまでもなく、玉也さんの弥左衛門の一徹な爺っぷりや簑二郎さん女房の優しさ、後の嘆きもじんわりとよかったです。
欲を言えば玉也さんの権太がもう一回くらい見てみたいなー
もっと欲を言えば、すしやの段はせめて二人で語って欲しいなー
あと、これ3回観て3回ともなんだけど、権太のもどりの場で一番の泣かせどころなのに、舞台の上で笑ってる人が目に入って、これには興ざめ。
毎度毎度その場面になると屁でも出るんですかね。
でなきゃ笑うとこじゃないし。
もももーう腹が立って腹が立って、涙がこぼれて胸が裂くるわい!
って、弥左衛門にげんこつでももらっとけ。
【お夏・清十郎 五十年忌歌念仏】
笠物狂の段
呂勢・相子・咲寿・小住・亘 宗助・清馗・清丈'・寛太郎・錦吾
お夏・清十郎のお夏を清十郎さんが。お夏なのか清十郎なのかどっちやねん!
…と一応お約束を。
これ、確か勘十郎が清十郎を騙してお夏・清十郎は引き裂かれ、お夏狂乱。
みたいな話でしたよね。
もし上演されて清十郎を勘十郎さんが遣ったりしたら、もっとややこしいことになりますね。
もう、誰が誰やら…
浅葱幕がかかっていたのでワクワクして待っていたれば、バサっと落とされると
ガラ~~~ン
舞台にはだーれもいなくて、ちょっとぽかーんとしてしまいました。
前段からの場面転換があるという設定なんでしょうか?
清十郎さんらしい儚げで綺麗なお夏でしたが、狂っては見えなかったな、清十郎さんは。
じゃないや、お夏は。 ああもうややこしや。