菅原伝授手習鑑
天拝山の段
豊竹 亘大夫
鶴澤 清公
妹背山女庭訓
金殿の團
豊竹 希太夫
鶴澤 清丈'
金殿、たいへん結構でした。
希さんのお三輪ちゃんはちょいとお上品で家柄がちがう感じでしたけども、かわいらしく。
嫉妬に狂って血がどくどくと沸き立つ娘というより、ただただ哀しくて哀しくて最後にひと目会いたい!
という気持ちのこもったお三輪ちゃんでしたね。
もらい泣きするお客さん多数でしてよー
最後の鱶七も大きく、ずいぶんと頼もしく感じました。
清丈'さんも、お師匠さんのをずっと聞いていた私の耳にはテンポが少しゆったりとしたものに聞こえましたけど、相変わらずの哀愁の音色でお三輪の涙が目に見えるようでした。
わたしのお腹が痛くならなかったことで推して知るべし。
よいものを聞かせてもらいました。
あ。天拝山コンビも頑張っておられましたよー
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