秋日の雲は白く、風清らかに吹きわたる。
朝夕黄金色に空は染まり、水面の月すらどこか神々しい。
木々の実や葉も色鮮やかに、
秋は静かに深まって行く。
私はといえば、
金とか仕事と呼ばれている餌に振り回されて、肌に染み込む程の泥だらけ。
行路は殺気に満ち、疑心暗鬼が闇へと導く陰を落とす。
こんなことでは・・・とショボくれて肩を落とし、
反省の色は深まれど、行動は改まらず。
自分という心の働きだけが、幾つになっても非自然なままで、
天然の法則との馴染み方が見つけられないでいる。
そして今日も
「この摩擦こそがダイナモだ」
と、うそぶいては全てを酒に流すのである。
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