な~んにもない

もう、わけわからんわ。

語らざれば、憂いなきに似たり

2023-04-27 08:05:35 | 日記
大きな川が流れる土手に腰を下ろす

草をむしって風向きを確認してみたりした後、薄い月浮かぶ空を見上げる

呼吸の仕方を思い出すための様な深呼吸をしている



目の前の景色の一つ一つに名前すらなかった太古

自然なんてものはなく、すべては混然一体という意味で一つであった。

数奇な生き物が自分勝手な空間を作るようになってから、手つかずの空間に名前を付けただけ



自由だとか、優しさだとか、バランスだとか

人間の知恵の色が付けられなかった時代

世界は奔放そのものであって、傍観者はいなかった



この星から奪うだけ奪い取った物で豊かさを享受し

この星から与えられた物への尊厳は、消費と生産と言う爆音にかき消されている。

この欲望が、既に月へ着陸しているって聞いた。



それでもこの星は何も語らない。

いや、人間に聞こえない周波数で語られているのに、気付けないだけなのか。

だとしたら生き物であることを忘れて、返すのを惜しむ人が増えるのも頷けるのだが。




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