土曜日からやや体調が優れなかった。
微熱もあり、腹も下し、
「また風邪か」と考えた。
日曜日は田舎へ戻る予定をしていたが、
昼から雨の予報だった。
丁度いいタイミングだと捉え、野焼きは延期した。
そして療養と称して昔のビデオや本にふけり、
トイレとベットの往復をしながら
無気力にだらしなく過ごした。
そうしているうちに寝落ちして、
寝覚めると
昭和をそのままとどめた薄暗い地下道を
さ迷っていたような気分だった。
その夜は3時前になるまで眠れなかった。
そしていつもの時間に起床。
体調はなんとかいつもレベルの健康状態ゾーン内だった。
朝食をとり
腹の中はほぼ空っぽなのを忘れて、
トイレに行って5分程過ごした。
あっ!と思い出した。
出勤路をたどり始めると
吐く息は車の排気ガスと同じ色になっていた。
しかし、昨夜の雨で放射冷却現象は進まなかったようだ。
雀のさえずりにホッとした。