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な~んにもない

もう、わけわからんわ。

夕涼み

2023-08-04 18:47:18 | 日記
山裾に夕暮れのお日様がかかる頃

昼間とは違った風が吹き込み始める

縁側で虫の音を聞きながらグラスを傾ける



豆の様な汗をかきながら、豆菓子をポリポリ

そこへ「お疲れさま」と風が立ち去って行った

グラスの汗まで愛おしくなってしまう



街の花火を他所に、蚊取り線香の灰が落ちるのを待っている。

今しばらくすれば、少なくなったとは言え、まだまだ満天と呼べる星空。

「もったいないなぁ」そんな気になった。




呑気で世情に無関心な時間は、そう長くは続かない。

程よい暑さになれば、それでも蚊が教えにやってくる。

続きは室内でやるとする。

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2023-08-01 08:45:16 | 日記
山裾の入道雲が輝いている

雨でなくとも傘をさす大人

項垂れて、袋ぶら下げ行く子供




絵日記の1ページのような光景に蝉が質感を加える

体温を超える最高気温

照り返しだらけの街



そろそろこの辺りでもバナナが取れたりするのだろうか。

温暖化から砂漠化していくという人あり

上がった物は下がるという人あり



昨日の明日がもう始まっている。

私は意図しないジグソーパズルの1ピースの様な形に、繰り返しなって来ている。

居心地良くなってしまったら、きっとそれが最後の夏
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熱帯夜

2023-07-28 07:37:18 | 日記
セミの鳴き声であけてゆく。

まとわりついている汗を流して、束の間の休息。

「さっきまで、確か寝てたのになぁ・・・。」



日陰を探して通勤路

ハエの様に飛び回って止まり木を探している物体と

電線に列をなして座っている鳥類たちの糞に注意を払う



ニュースは猛暑が花盛り。かつてのオピニオンリーダーも今や無い物を売り歩く壱商人。

体温を超える数字を計って見せて、街行く人のコメントを報道する。

レポーターが大変だ災害級だって言う割には、多くの人が出歩いている。




こんな気候にも関わらず、安眠を得て日々高鼾な暮らしをしている方々もあるそうな。

そのような幸せには縁遠いだけに憧れもあるけれど、貧乏性な性格には不相応な気もしている。

命短し恋せよ蝉よ
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夏になると・・・

2023-07-25 08:07:28 | 日記
各地から名乗りを上げる高校が、ひとつまたひとつ。

気の遠くなるような蝉の声に、その陰で流される涙は吸い込まれて行く。

過酷な環境の中で白球を追いかけ続けるのは何故か。




各地で納涼祭が復活し、ひとつまたひとつと花火が打ち上げられる。

夏の日の遠く苦い反省と思いでとして、敗戦が語られる日が近づいてくる。

過酷さを増して行く環境の中で、それでも戦争だけを見つめ信じて生き抜いていたのは何故か。




汗のようにどんどん溢れてくる人の波が、それぞれの目的地へと流れ過ぎていく。

朦朧としながらかもしれないが、世渡りする手段と信じて今日も戦いへと向かっているのだろうか。

テレビやラジオは、暑さと豪雨に警戒と空襲警報のように言い続ける。




ヒト以外の周りを見渡すと山も海も空気も何一つ変わらないものはない。缶詰にして保管してたとしても。

情報だけが変わらずいつまでも残り続ける。

今私たちが戦っている敵は何なのだろうか。
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時代劇考察

2023-07-22 15:41:07 | 日記

八「親分、てぇへんだ、てぇへんだ!!」

親分「なんでぇ、八、騒々しいぜぇ。」

八「何のんびりしてるんですかい。てぇへんなんですよ。」


平次「おめぇのてぇへんは聞き飽きたよっ。」



近頃は時代劇をテレビであまり見なくなった。

テレビはワイドショー・バラエティー・ドラマの三種しかなくなった。

かつての時代劇ネタは、ワイドショーでもっと過激にノンフィクションでやっている。


「なんて事を・・・許せねぇ!」

「やかましいや!この野郎!」

「てめえら人間じゃねえや!叩っ斬ってやる!」



こんな男子はもういない。

昔話として放送すらできないのかもしれない。

主人公は女子でもいいんだけどなぁ。

あっ、そこじゃなかったっけ?!



ひとつ、人の世の生き血をすすり、
ふたつ、不埒な悪行三昧、
みっつ、醜い浮世の鬼を、
退治してくれよう、桃太郎~。


と、ヒーローが見栄を切ったところで、多数決で鬼が勝ってしまうどころか、SNSの心無い書き込みに生命を保つのが精一杯なんだろうなぁ。


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