goo blog サービス終了のお知らせ 

月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
コメントはゲスト・ルームにのみお書きください。

ガラクシア・73

2023-09-20 04:26:17 | 詩集・瑠璃の籠

万年の間
神は耐えてきた
暴虐に走る
人間の暗い迷いの日々を
耐えてきた

傷つけあい
殺しあい
奪いあう人間の
苦しすぎる暗黒の時代を
耐えてきた

だがもう
耐えることはしない
愛の真実が
人間の心に届いた今
神は全力で
この世を美しく改める

逃げることはできない
自分を正しく受け入れ
愛によって
すべての幸福のために働いていく
美しいものをこの世に残す

自分から逃げ続け
他人の自分を食い
自分だけの幸福のために
すべてを愚弄して恥じない
馬鹿者はすべて追い出す

この世を
美しい愛の天国にするために
神は大いに力をふるう
もう二度と
人間の迷いを許さない



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーン・37

2023-09-19 04:47:53 | 詩集・瑠璃の籠

あなたが
間違った道から
戻ってくるのを
愛はずっと待っていた

あなたを
正しい道に
呼び戻すために
愛はずっと叫んできた

嘘にまみれた
醜い暮らしを捨て
本当の自分の世界に
帰って来いと

愛は
あなたの魂を
究極の悲劇から
救うために
あらゆることをやってきたのだ

それをあなたは
軽々と裏切り
永遠に嘘で生きていくと言った
自分では何もせず
すべてを人から奪って
生きていくと言ったのだ

ゆえに愛は
悲しみのうちに
あなたを切り捨てる
絶望の壁の向こうに
あなたを置き去りにし
永遠の別れを告げる

馬鹿者よ
馬鹿者よ
愛が何もない
虚無の地平へと落ち
そこでぼんやりとたたずみながら
愛の悲しみがわかるようになるまで
孤独をかみしめているがよい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネプトゥヌス・3

2023-09-18 04:24:37 | 詩集・瑠璃の籠

もう逃げてはならない

嘘で作った美貌を捨て
本当の自分に帰りなさい

そんなものが
美しいと思っているのか
自分ばかりきれいにするために
汚いことを平気でやる
その心が醜い

あなたが美しくなりたがるのは
それで人の心を支配し
自分のために奉仕させるためだ
人を食い
自分だけの幸せの牙城を
この世に建てるためだ
それは愛ではない

愛ではないものが
愛の美を盗み
愛のふりをして
エゴを実行する
それほど醜い罪はない

馬鹿者よ
逃げることはできない
自分の影をすくいとり
やってきたことの
すべての責任をとりなさい

自分の
本当の姿を受け入れ
つぶれた蛙のように
みなに頭を下げて謝り
すべてをやり直していくと
誓うのだ

それができなければ
あなたは愛を永遠に失う
愚かな裏切り者として
うす寒い虚無の地平に
捨てられることになる



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルナ・77

2023-09-17 04:33:54 | 詩集・瑠璃の籠

醜くなるのが
いやだと言って
嘘の美人をかぶり続けていると
最も大事なものを
失いますよ

いやらしいことばかりして
自分の魂を曲げ続けていると
大切な自分が
壊れてしまいますよ
そうなればもう
二度とは元の自分に戻れない

神が創ってくださった
本当の自分は
すばらしいものなのです
清らかに良いことをしていけば
どんどん美しいものになってゆく
とても豊かな存在なのです

その真価をよく知りもせず
自分を馬鹿と思い込んで
馬鹿なことばかりして
ついには自分を壊してしまう
それほど愚かなことは
ありません

嘘をかぶって
自分を愚弄することを
やめなさい
それが今は
どんなに醜くとも
すべて受け入れ
本当の自分に帰りなさい

悲しみを飲み込み
つらいことを耐え
美しく自分を生きていくと
心に誓いなさい

そうすればあなたの目の中に
小さくも暖かな灯のように
美がともるでしょう
そしてあなたは
美しくなってゆく

本当の自分の
本当の美しさを信じ
さあもう
帰ってきなさい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミザール・20

2023-09-16 04:22:55 | 詩集・瑠璃の籠

もうやめろ
嘘の殻にこもるのは

おまえは
糞で作った硬い卵の中に
自分を閉じ込めて
すべての真実を
拒否しているのだ

何も勉強して来なかった
いやなことばかりしてきた
そんな本当の自分を見るのが
怖いばかりに
目に闇を塗って
自分をごまかしているのだ

嘘で作った自分を
これでもかと美しく磨き上げるのは
本当は陰で醜いことをしている
自分を知っているからだ
ああ馬鹿者よ

もうやめろ
そのままそこに居続ければ
おまえは
嘘と一緒に神に片づけられる
いらぬものの印を押され
虚無の荒野へと捨てられる
そうなる前に
そこから出て来い

馬鹿なことばかりしてきた
自分の真実を
すべて受け入れ
すべて背負い
永遠にやってゆく
すばらしい自分自身の中に
飛び込んで来い



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンドロメダ・44

2023-09-15 04:30:16 | 詩集・瑠璃の籠

人間よ
おおいに励め

すばらしい自分自身に目覚め
この世に愛を広げよ

無知無明の闇の中で
泣いている魂に
神の創造の真実を教え
愛の光の中に導いてくるのだ

正しくないことをして
自分だけの幸せを追いかけている
馬鹿者を神は排除する
神に捨てられたくなくば
正しくないことは一切やめるのだと
すべての魂に教えよ

今は審判の時代である
神は
地球の次の時代に
残れる魂を選別している
それは悲しい仕事だ
億年をかけて愛してきたものを
神は切らねばならぬ

その神の心を思い
励め 人間よ
少しでも多くの
人間を救うために
愛をこの世に広げるのだ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンゲテナル・33

2023-09-14 04:30:03 | 詩集・瑠璃の籠

あなたが今
自分だと思っている
その人は
嘘なのです

人の顔を盗み
人の人生を盗み
合成して偽りあげた
馬鹿なのです

あなたは自分が嫌なのです
自分がつらいのです
それはあまりに馬鹿なことをした
嫌な奴だから
だからあなたは
自分とは違う
きれいなものになりたくて
自分と人生を
作り変えようとしたのです

愚かなことだ
美しいものになるために
陰で汚いことをする
その矛盾の苦しみから
逃れるために
あなたは嘘の幸せに浸りこむ
これが自分なのだと思いたがる

いつまで
ごまかしを続けるつもりですか
もう本当の自分に戻れという
大空に響く神の声が
聞こえないのですか

嘘で生きるものを
もう神はお許しにならない
そんなものが一人いるだけで
この世に苦悩が
絶えないからです

お厳しい神の指に
はじかれる前に
一切の嘘を捨て
本当の自分に戻りなさい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シェダル・44

2023-09-13 04:55:23 | 詩集・瑠璃の籠

嘘で作り上げた
幻の偶像を脱ぎ捨て
本当の自分に帰りなさい

たとえそれで
すべてを失い
どん底のどん底に落ちても
あなたには
それを乗り越えていける力がある
何よりも
自分が本当の自分であることが
すべてを幸福に変えてくれる

さあもう
後ろ暗い自分を守るための
よくできた嘘など捨てなさい
あなたはそんなものではない
神はあなたを
すばらしいものに創ったのだ
本当の自分に帰れば
それがわかる

自分とは
愛なのです
ゆえに自分は
愛以外のことはできない
その真実の美しさを
陰に押し込めて
偽りの自分を衒うことほど
愚かなことはない

さあもうやめなさい
嘘で着飾る必要などない
本当のあなたは
とても美しいのです
ただ愛だけで
すべてのことをやってゆく
すばらしい人なのです



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スコルピウス・36

2023-09-12 04:23:46 | 詩集・瑠璃の籠

愛を愚弄しておきながら
愛のふりをして人をだまし
汚いエゴを満足させようとする
馬鹿者を
神はもう愛さない

逃げることはできない
自分から逃げ続け
絶望の切岸の向こうに
幻の楽土を見出そうとする
馬鹿者を
神はもうすべて排除する

人間よ
人間を落ちたものよ
神にも我慢の限界があるのだ
愛を逆さまにし
ばらばらにし
好きなだけ食える肉にしようとした
馬鹿者を
許すわけにはいかぬ

ゆえに神はもう
馬鹿者を捨てる
愛することをすべてやめる
そして
永遠の虚無の地平へと落とし
二度とは振り向かない



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーン・36

2023-09-11 04:24:28 | 詩集・瑠璃の籠

愛が固まっている
愛が凍り付いている
こんなものは
二度と愛したくはないと
愛があなたから逃げてゆく

馬鹿なことばかりをやって
崩れてゆくあなたを
愛は陰から必死に支えていた
それなのにあなたは
愛の後ろに回って
愛の首を絞め
食える肉にしようとしたあげく
愛の顔をかぶって
愛の代わりに
この世を支配しようとしたのだ

ゆえにすべての愛が
あなたの前に凍り付いた
一滴の水も残らないほど
愛の泉が乾ききった

もう去れ
二度と愛に寄って来るでない

億年の愛の記憶を
悲しみの中に封じ込め
愛はあなたを
永遠に拒否する



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする