あなたが
間違った道から
戻ってくるのを
愛はずっと待っていた
あなたを
正しい道に
呼び戻すために
愛はずっと叫んできた
嘘にまみれた
醜い暮らしを捨て
本当の自分の世界に
帰って来いと
愛は
あなたの魂を
究極の悲劇から
救うために
あらゆることをやってきたのだ
それをあなたは
軽々と裏切り
永遠に嘘で生きていくと言った
自分では何もせず
すべてを人から奪って
生きていくと言ったのだ
ゆえに愛は
悲しみのうちに
あなたを切り捨てる
絶望の壁の向こうに
あなたを置き去りにし
永遠の別れを告げる
馬鹿者よ
馬鹿者よ
愛が何もない
虚無の地平へと落ち
そこでぼんやりとたたずみながら
愛の悲しみがわかるようになるまで
孤独をかみしめているがよい