アルギエバ・４５

人間よ
おのれを神とうぬぼれるなら
本気で神を目指せ

自己の限界を破り
神の空を目指せ

永遠の蓋をぶっちぎる
大業をなしてみせよ

自己ベストなどという
なまぬるい目標は愚だ
得体のしれない虚空へ
命をこすりながら
叫びあがる
その覚悟ができなくては
神の域にあがることはできぬ

人間にできることばかりをしていては
神にはなれぬ
自分を越え人間を越え
全存在を神の中に投げてこそ
自分にはできないことができるのだ

自分を越え神をすることができる
その醍醐味をかけらも知らないのに
自分を神などとうぬぼれるのではない
人を神などと呼ぶのではない

あほうめ
本気で神になりたいのなら
神にできることができねばならぬ

自分よりも神を愛せ
自分をまるごと神にささげよ
神にはそれができるのだ

アークトゥルス・３７

衆愚の中に自分を投げて
暴虐をするということが
どんなに愚かなことかとわかったら
もう言い訳をするでない

大勢の力に溺れ
最も低級な欲望をかなえようとした
その自分の愚かさの
言い訳をするでない

素直にすべてを認め
一切をきれいにやり直しなさい
大勢でやったことを
大勢のせいにするでない
自分のやったことは
自分のやったことなのだ

自分を信じず
努力向上しようとしないものほど
弱い自分を大勢の中に逃がし
ひどい嫉妬にさいなまれて
人を馬鹿にしようとするものだ

美しい人を馬鹿にし
立派な人を馬鹿にし
すべてを愚弄して
汚い糞の中に突き落とそうとするものだ

やがてくる反動のことなど
何も知りはしない
大勢で人を馬鹿にすれば
大勢に馬鹿にされるのだ

だれかのせいにできないかと
いまだに大勢の中に隠れようとするか
臭い甘えの中に
己を守ろうとするか
愚か者よ

もう言い訳をするでない
自分のしたことは自分のしたことと
すべてを認め
一切をきれいにやり直しなさい

アルヤ・４８

本当の自分に戻りなさい

たとえそれが
どんなにみじめで小さくとも
本当の自分の方が
ずっと美しいのです

見栄えを改造し
よいものになれたつもりで
至極傲慢になっている
そんな美人ほど醜いものはない

蛙のように小さな魂が
牛のように大きな体躯を手に入れて
自分は至極よいものだと思っている
そんな馬鹿ほど愚かなものはない

本当の自分に戻りなさい
神の与えた命を
まっすぐに生きなさい
それだけであなたは
まことに美しいものになれる

たとえ形は間に合わずとも
正しい自分を生きているという光が
あなたをとてもよいものにしてくれる

神の心に逆らい
まちがった自分を生きていくものは
時代の変化の中で
すたれていくでしょう

本当の自分に戻りなさい
もう真実の時代が来る
あさはかな嘘で作った偽物の自分は
とてつもなく恥ずかしいものになるのです

トリアングルム・２８

いやらしいことをしてはならない
二度としてはならない

神の前に
正しくありなさい
美しくありなさい
かけらも暗いものがあってはならない

もうこの世界は
神が変える
意地汚く我欲のみに生きる者は
神が排除する

ひとのものを盗んで
自分のみを美しくする者は
神が排除する

人に迷惑をかけてでも
自分だけをよいことにしたいとする者は
神が排除する

本当の自分に
正直に生きるのだ
愛のために
美しく生きるのだ
いやらしいことをしてはならない
二度としてはならない

人類よ
まことの道に帰れ
もう間違ったことをしてはならない

アークトゥルス・３６

夢を見なさい
永遠なる夢を

蛇の吐いた血にわだかまる
蛆のように
いやらしいものに
頭をつっこむのではない
それは乾けばなくなるものだ

はてしない海原に
船を出す人のように
夢を見なさい
永遠なる夢を

はてしない大空に
伸びていく大樹のように
夢を見なさい
広大なる夢を

おまえはまだ
いかにも小さいものだが
正しい自己存在の芽が出れば
あまりにも大きい夢が発動する
すばらしいものなのだ

かつてない大きな未来へ
自由に飛んで行くことのできる
すばらしい創造の種なのだ

小さな蛇の血のごときものに
迷うているではない
目を覚ませば
あまりにもすばらしい沃野がある

美しい海がある
清々しい空がある
おまえを見ている
あまりにも巨きな神がいる

呼ぶ声を聞け
永遠の空に鳴る鐘を聞け
おまえはすばらしいものなのだ

ガラクシア・２７

枯れ井戸の水を汲もうと
馬鹿なことをしてはならない
真実の海から
美しい水を汲みなさい

逃げ水のような幻を
深追いしてはいけない
真実の海から
美しい水を汲みなさい

ガラクタの海に身を投げて
全身に屑をこすりつけるような
馬鹿な真似をしてはならない
真実の海に飛び込み
美しく泳ぎなさい

美しく生きなさい
正しいことを学び
真実の光で照らされた
美しい道を行きなさい

間違ったことをしてはならない
美しい自己の真実を知り
本当に正しいことを
していきなさい

虚偽と凡庸の闇に濡れた
愚かな過ちの道を捨て
永遠の愛の空を仰ぎ
真実の海を泳ぎなさい

カノープス・４４

岩のように硬い意志を持ちなさい

糞のように柔らかい
怠惰の闇に沈んでいてはならない

おまえたちはときに
凡庸の沼に溺れ
骨もなきかと思うほど
腐り崩れてしまうが
いつまでもそんなことをしていれば
最も大事なものを失う

ねずみの性欲のような
小さい欲にとらわれて
よいものにカビのようにたかり
我を忘れて嘘に酔い
永遠の愛を失う

貞操のない女のように
軽々と馬鹿に乗り換えてはならぬ
岩のように硬く
神を信じ己を信じ
真実の道を進みなさい

よく学びよく働き
すがすがしく笑い
涙の中にも愛を信じて
まっすぐに進むのだ

やまぬ雨のように
悲哀が降りこんでも
岩のように硬く
愛を信じて進むのだ

アンタレス・３４

進化の川を上り
神を目指して進め

怠惰の沼に沈み込み
自分を腐らせてはならぬ

愛を道標にし
自らの天を探れ

苦い過ちに
つまずいてはならぬ

人々よ
唯一神とは
永遠にすべてに君臨していたいと願う
幼児の幻想である

永遠の絶対孤独への入り口なのである

そんなものをあがめてはならない
それは永遠に
実在の真相をゆがめ
何かに従属していくという選択なのである

神はすばらしくたくさんいらっしゃる
それは美しい個性が
銀河の星の数ほどもいらっしゃる

それらすべての存在が
独立した愛の存在なのである

ゆえに
永遠の孤独を退け
神を目指して
進化の川を上れ

自分自身としての
美しい自主独立を目指せ

永遠の愛の約束のもと
すべての存在が結ばれる
美しい幸福の未来を目指せ

ガラクシア・２６

滅びの道を岩でふさぎ
永遠の夏を広げよう

おお
神の前に
嘘を衒うでない
嘘を衒うでない
それをやればおまえは
滅びの道に追い出される

本当の自分を
正直に生き
神の前に
さわやかに笑え

心の家の
風通しをよくし
真実のままに
美しく生きる自分を
神に見せよ

愛の世界が始まる
永遠の夏が始まる
おまえたちは真実の元に
富み栄えるのだ

いやらしいことを
二度としてはならぬ

ソル・２４

涼やかに生きよう

億年の闇をかきわけ
一筋の光となって
涼やかに生きよう

欠落を悲しんではいけない
それはあなたにとって
広大な空だ
永遠を賭して埋めていく
はてしない沃野だ

永遠に生きていこう
この確かなるわたしを
なにもかもをやっていこう
すべてを救うために

万里を飛ぶ翼となって
永遠の沃野を飛び回れ
すべてをやっていこう
はてしない地平の向こうで
神が呼んでいる

涼やかに生きよう
億年の闇をかきわけ
一筋の光となって
涼やかに生きよう