月の岩戸

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アンタレス・34

2019-08-04 04:33:04 | 詩集・瑠璃の籠

進化の川を上り
神を目指して進め

怠惰の沼に沈み込み
自分を腐らせてはならぬ

愛を道標にし
自らの天を探れ

苦い過ちに
つまずいてはならぬ

人々よ
唯一神とは
永遠にすべてに君臨していたいと願う
幼児の幻想である

永遠の絶対孤独への入り口なのである

そんなものをあがめてはならない
それは永遠に
実在の真相をゆがめ
何かに従属していくという選択なのである

神はすばらしくたくさんいらっしゃる
それは美しい個性が
銀河の星の数ほどもいらっしゃる

それらすべての存在が
独立した愛の存在なのである

ゆえに
永遠の孤独を退け
神を目指して
進化の川を上れ

自分自身としての
美しい自主独立を目指せ

永遠の愛の約束のもと
すべての存在が結ばれる
美しい幸福の未来を目指せ





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