転んで 足をすりむいて
泣いていても
誰も助けにきてはくれません
自分で立ち上がり
自分で怪我の手当てをしなさい
あなたがたは
つらいよ いたいよと叫んで
泣いていれば誰かが助けにきてくれると
いつまでも子供のつもりで
いることはできません
何をしたと思っているのか
愛をくだらないものだと言って
馬鹿なものだと言って
美しいものにすべて糞を塗って
つばを吐いた
すべてを助けようと
がんばってきてくれた愛を
豚にして食おうとした
何度言ってもわからぬのなら
何度でも言ってあげましょう
大きな馬鹿の結末が
大きな法則の波となって
自分のところに返ってくる
そのときになって
手のひらを返したように
愛に甘えてきても
誰も助けてはくれません
自分でやりなさい
すべて 自分のやったことは
自分で責任をとりなさい
自分が言った約束は
すべて自分で果たしなさい
いつまでも
つらいと甘えれば助けてもらえる
子供の真似をするのではない
もうあなたがたは十分に大人になったのです
やらねばならぬ宿題の山の前に
おびえているのではない
逃げるのではない
正面から立ち向かいなさい
それが正しいことです
どんなに苦しくても
それ以外に道はないことは
わかっているはずです
それなのにまだ
怪我をして泣いていたら
誰かが駆けつけてくれると
馬鹿のように人に甘えるのですか
もう誰もあなたの相手はしてくれません
そうやってあなたが
人に頼ろうとしている限り
人に自分の影をなすりつけようとしている限り
自分でやりなさい
それが一番正しいことだと
わかっているはず
ここまで言われても
まだわからないのか
まだ同じことを繰り返すのか
これ以上の話は
もうわたしにはできません
法則の反動が返って来るのがいやだと
自分のわがままを通したいのなら
法則の神のところへ行きなさい