限界を超えても
超えても
超えても
叫び続けてきたが
馬鹿は俺を馬鹿にするばかりで
振り向きもしない
逃げることはできない
自分から逃げ続け
嘘で作った幻の幸福の中に
閉じこもり続ける
ああ
地獄に落ちてゆく
魂の叫びを聞きながら
もう何もすべはないのかと
俺は空を見上げる
だが
絶望が俺を支配する前に
俺はもう一度叫ぶ
帰って来い
すべてを捨てて
帰って来い
もうわかっているはずだ
おまえが今食うているものが
臭い糞の饅頭だということが
そんなものはみんな捨てて
俺のところに来い
そうしたら
天国の門の前で
俺が一緒に頭を下げてやる
おまえが今まで
傷つけ続けてきた
神と人の心に
一緒に謝ってやる
おまえのつらい思いを
俺が半分
背負ってやるから
だから帰って来い
俺を信じて
帰って来い