どうしても自分で変われぬというのなら
わたしがおまえを変えてやろう
刃を抜き 鞭を鳴らし
ぬくぬくと糞の湯に浸かった
おまえの根性を叩き直してくれようぞ
馬鹿になって馬鹿をやり
人に迷惑ばかりかけて
自分だけの幸福を味わっている
おまえの腐れた肝を
試練の湯でぐつぐつと煮込んでやる
傲慢の鼻をたたき折り
つぶれた蛙のように
無理やり世間に頭を下げさせてやる
そうすれば
おまえのゆがんだ魂も
少しは治ってくるというものだ
逃げることは許さない
飽きが来るほどやってきた
おまえの罪の数々を
鼻先につきつけ
すべてつぐなえと言って
奴隷のように働かせてやる
それくらいせねば
おまえは変われぬ
すべてやってやろう
火を吹くように苦い薬を
無理やり飲ませ
逆さまになったおまえの頭を
すっきりと元に戻してやろう