万年の忍耐の日々を超え
ついに目覚めの時はきた
もはや人間は
ただひとりの自分として立ち
自ら愛の光を放ち
この世のために
あらゆることをやってゆかねばならぬ
それなのに
いまだに嘘にこだわり
神にも人にも甘えて
自分のことを何もしようとしない
あきれた馬鹿者は
もうこの世に住むことはできない
阿呆は出ていけ
阿呆は出ていけ
もうおまえは神の愛児ではない
赤の他人である
他人は神の家に住むことはできない
馬鹿者は
自分だけの快楽を貪るために
ひどいことをしすぎたのだ
神の忍耐の緒も粉々にちぎれるほど
もうあんなものを
愛したくはない
億年の愛の涙を振り千切り
神はこの世に大改革を叫ぶ
愛に生きるものだけを残し
馬鹿者はすべてこの世を追い出す
もう神の中に
馬鹿者を許す心はない