透明になった心に
澄んだ愛が生きている
あなたが
わたしを愛している
わたしが
あなたを愛している
ほかのことなど
何も入る余地のない
優れた愛が生きている
進化というものは
無知が産む虚無の雑音を
洗い流し
すべてを愛していく
愛になっていくことだ
なぜ愛するのか
そんな理由を考えることになど
何の価値もありはしない
あなたを愛している
その幸福に感動している
自分があること以上の
幸福はありはしない
愛している
その愛に生きている
このわたしをも
わたしは愛している
なぜならわたしは
このわたしによって
すべてを愛し
その幸福を
永遠にあじわってゆくことができるからだ
それが
わたしというものなのだ