馬鹿のすることは
嘘と盗みの
二語につきます
愛は馬鹿だとうそぶき
すべての人をだまそうとし
自分では何もしようとせず
他人のなした富を盗んで
愚かな自分を豪華に飾り
自分のみを偉くしようとする
他人に嫉妬し
他人を馬鹿にして
自分を生かすための道具にするために
あらゆる策を図って
神を押しのけ
すべてを支配しようとする
彼らは 永遠に
他人に依存して生きようとしている
自分を馬鹿だと思い込み
それゆえに他人を信仰し
他人の存在を盗んで
自分を生きようとしているのです
もうこれがわからないほど
あなたがたも馬鹿ではありますまい
すべての悪の原因は
他人と自分を比べて
自分で自分を馬鹿だと決めつけてしまった
そのことにあるのです
今 自分がどのように寒い存在に思えようと
意を決して
嘘と盗みの馬鹿げた暮らしに別れを告げ
本当の自分の世界に飛び込みなさい
傷つくことを受け入れ
痛い思いをすることを覚悟し
飛び込んでいきなさい
そうすれば あなたがたは
思いもしなかった
高く澄み渡った空に巡り合うことができるでしょう
本当の自分は
こんなにすばらしいものだったのかと
自己存在の真実の姿に
心底驚くことでしょう
自分とは
本当にすばらしいものなのです
それを信じて
本当の自分の世界に
戻っていきなさい