自己存在の理想が
どのように美しかろうとも
悪党はこらしめねばならぬ
豚の血をすすり
蝙蝠の脳味噌を食い
狸の糞をなめた
馬鹿どもは死ぬがよい
永遠の双子の妹が支配する
赤い地獄が
おまえたちを待っている
太い鬼の鞭が
おまえたちの尻をしこたま打つだろう
辛い酸の湯が
おまえたちの金玉を溶かすだろう
鋼鉄の林檎がおまえたちの頭を割り
殺した蛙の大群が
おまえたちの腸を食うだろう
禿げ頭に生えた草を引きちぎり
いかさまでごまかした
色男の仮面をはぎ
醜い腐れ男の正体をあばけ
ありとあらゆるものが
おまえたちを指さして嘲笑うだろう
あほうとはあれのことかと
たとえ どのように
自己存在の真実が美しかろうとも
悪党はこらしめねばならぬ
我が名はアルギエバ
獅子の星である