ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

「風墨」in 麻布台♪

2013-03-15 20:53:02 | Weblog
昨日、今日と二日続けて友人と都内デートの楽しい時間を過ごしました♪^^

昨日は、高田馬場駅で、先日千葉でのチャリティー公演で再会した宮古市の友人Oさんと会って、改めてゆっくりとお話しました!
お嬢さんのお家の最寄駅が「東西線」とのこと、西武線が最寄の私としては「高田馬場駅」が最適!!ということで、午前中に待ち合わせ。
とにかく移動距離を節約しようと、駅から至近距離の学生たちご用達のレストランに飛び込み(笑)、ランチもだけど「とにかく話さなくちゃ!!」と、あの大震災から今日に至るまでのOさんのこと、宮古の様子などなど、いっぱい聞かせてもらいました!

Oさんの体験した恐ろしい「時間」、その後のひとつひとつの細かい事柄を聞かせてもらい、「あの時のほんの『5分』の時間差で、こうして生きていられるのよね・・・いただいた命なんだよね・・・」とさりげなく語ってくれたけれど、Oさんが胸にいっぱい抱えた「思い」を感じながら、やはり私の想像などはるかに超える凄まじい状況だったのだなと、言葉もありませんでした!
そして、こうして再会してお話しできることの喜び、噛みしめていました!
公演を通して知り合ったOさんなのに、今では故郷の人のような気持ちになってしまって・・・出会いに心から感謝です!
「夏にまた会えるかな~!」と別れを惜しんでお別れしましたが、ホントに次に会える日を心待ちにしています!! 私も、いつかまた宮古にお邪魔しますね!


今日は、ご近所に住む墨画家の小林三男さんの作品展に、奥さまと一緒に出掛けました。
港区の麻布台にある「東京アメリカンクラブ」のギャラリーで17日まで開催中とのことで、ぎりぎりになってしまった今日お邪魔したのでした!
地下鉄「神谷町駅」から少し歩いた所にある「東京アメリカンクラブ」は1928年に設立、世界50か国以上から3500人を超える会員の方たちが集まって、文化やビジネス、レクリエーションなど様々な活動をしているそうです。
その施設内にあるフレデリック・ハリス・ギャラリーに小林三男さんの作品が20点ほど飾られていました!
フレデリック・ハリス氏は米国議会図書館のアジア地域代表として50年間日本に住まれていた学者であり芸術家で、このアメリカンクラブの会長も20年間務めていらしたそうで1967年にギャラリーを作られたのだそうです。
とても静かな素晴らしい空間で、小林さんの墨画(・・・彼は独自の世界を「風墨」と名付けています・・・)を、ゆっくりと鑑賞することができました。
月の光、雪の降りしきる静かな森、風に舞う花びらや童女たち・・・どの作品も、やはり様々な表情の「風」を感じさせてくれました!
この風墨画との・・・小林さんとの17年前の偶然の出会いが、「幻燈会」の作品になったわけで、その出会いと今日までの繋がりに改めて感謝でした!

アメリカンクラブを出た後、暖かな陽気に誘われて、ぶらぶらとお散歩。 「狸穴坂」を降りて、麻布十番へ・・・そして人通りの少ない裏道を歩きながら六本木に向かいました。彼女は40年前に六本木に暮らしていたし、私もまたその頃、六本木を歩き回っていたし(笑)年齢差はあれど共通の思い出話に花咲かせながら楽しいお散歩でした♪^^
通りかかったある邸宅のお庭の桜は、すでに満開になっていました! ホントにこの春は「梅」も「桜」も同時になりそうですね!

偶然見つけた静かなカフェで、ちょっと遅いランチをのんびりといただき、帰りは「六本木駅」から大江戸線~西武線と乗り継いで飯能に戻って来ました!

明日から副都心線と東横線が相互乗り入れ開始で、「飯能駅」から「元町・中華街駅」が直通になるそうな!
駅ではなんだかイベント準備中らしく賑わっておりましたが、昔々20歳ぐらいの頃、電車を乗り継いで横浜から飯能まで長~い旅をして公演に来た時、私は見知らぬ土地に降り立って「ここは一体どこなんだろう~??」と心細く思ったことがありましたが、今はその土地に住みつき・・・「そうか~~、直通かあ~~、時代は変わるのねえ!」なんて心の底から、感慨深いものがありました(笑)!